今回は、そのうちブレーキフルード交換をしようと思ってまして。
その時に使う、ブリーダーなる物を自作してみようのお話。
市販品でブリーダーなる物は売ってますが
そんなにしょっちゅう使う工具ではないので、
ちょっと勿体ないなと思い。
安くできないだろうかと、お試しでトライです。
この記事はこんな方におすすめ
- ブリーダー自作を参考にしてみたい。
- いくら位で自作できる?
今回の自作では、予算500円程度を目標にしてます👍
500円程度でできればラッキーだし
失敗しても、被害は少ないということで💦
【~目次~】
材料集め
安くDIYするなら、やっぱり頼りになる百円均一👍
百均ではスプレーボトル。
ホームセンターでオイラーホース(耐油性チューブ)内径φ4㎜を1m~1.5mと、
このチューブがギリギリ入るステンレスワッシャー2枚。
これで、たぶん200円位👍
ブリーダーの製作
とりあえず、何も考えずに
一か八かでいきなり製作に入ります👍
1.穴加工
スプレーボトルの入り口の少し隣に、オイラーホースを通す穴をあけます。
ドリル径はφ6㎜またはφ6.5㎜。
オイラーホースの外形がφ7㎜程度なので、それよりも
気持ち小さい穴が開けらればOK👍
バリはカッターで綺麗に取り除く。
2.ホースの固定
次は、オイラーホースを固定する。
適当な長さをボトルに差し込む。
後で、長さ調整できるので少し長めが良いす。
この時に、固定位置を決めたらマーキングしておく。
一度そのまま、ボトルの口へ押し出す。
マーキングした位置に、ワッシャーを通す。
小さ目の結束バンドで固定する。
シール材として、多用途ボンドをワッシャーに塗布する。
差し込んだ側から、オイラーホースをゆっくりと引っ張り上げる。
反対側からも、ワッシャーを通して
ボンドを塗布して、接着する。
サンドイッチする感じで、結束バンドも取り付ける。
これで、ホースの固定はOK。
ボンドがしっかり乾くまで、2~3日放置。
3.ノズルの加工
ノズルの裏には、エアの抜け道があるのでそれを塞ぐ。
ボンドを少し垂らして、塞ぐ。
次に、スプレーのストローを短く切る。
本来は、中の液体を吸い上げるためのストロー部分だけど
今回は、あえて吸い上げないように短くする。
写真ではあるのだけど、ストロー先端のキャップはいらない💦
逆止弁を取り付ける。
ホームセンターの熱帯魚コーナーに売ってる
エアーポンプの逆流防止弁。
多分300~400円程度。
オイラーホースを少しだけ切って
逆流防止弁を接続する。
流れる方向は、スプレー出口に向かうように👍
これで、一通りの作業工程は終わり👍
出来上がった感じ
出来栄えは悪くない👍
原理
今回自作した、ブリーダーの作動原理としては
ボトル内を負圧にすることで、オイラーホースに繋がれた
ブレーキフルードを吸い上げる物。
負圧で吸う為には、隙間から漏れたり逆流したりしないように
穴をボンドで接着したり、逆止弁を付けたりしたわけです👍
オイラーホースを長くして、逆止弁を極力短くすることで
ボトルに入ったフルードを、スプレーノズルが吸い上げないように
配慮してあります👍
動作確認
出来栄えの動作確認を、水を使ってちゃんと
ボトルに吸い込めるか確認してみます👍
スプレーのレバーをポンピングすると
水をドンドン吸い上げていきます👍
ブリーダー製作は成功です!!
製作費も600円程度で製作出来たので、満足です。
次回は、実際にジクサーのフルード交換に
使ってみたいですね👍
今回は、ブレーキフルードブリーダーを
自作で作ってみたお話でした~。
少しでもご参考になれば幸いです。
アイテム
逆流防止弁
熱帯魚界隈では有名なメーカー「スドー」の逆流防止弁。
安いし、勝手がいいのでオススメ👍
オイラーホース
耐油性のオイラーホース。
φ4~5がブレーキに丁度いい👍 ホームセンターの方が安い💦
多目的ボンド
今回は、シール材として使ったけど
ハンドルグリップの接着としても使える
超万能ボンド👍