セローを乗るためには、バイクヘルメットが必要です。
可能であれば、SHOEIやArai、OGKを選びたいところ。
ただ、性能や品質がとても良いことは分かっているのですが、如何せん値段が高い💦
コスパのよさそうなヘルメットを探したいと思います。
体を守るための唯一の防具なので、ケチってどうするの?と言われそうですが💦
【~目次~】
ヘルメットの種類
ヘルメット購入検討にあたり、どのタイプのヘルメットにするか?がまず悩むところです。
バイクヘルメットにも種類があるので、いくつかご紹介。
ジェットヘルメット
ジェットヘルメットの特徴は、顔前面がシールドに覆われているタイプ。
フルフェイスヘルメットに比べて、コンパクトで且つ軽い。
気軽に被れるし、前面の解放部が多いので夏場も涼しい。
それでも、頭部から後頭部までしっかりと保護してくれる頼もしいやつ👍
フルフェイスヘルメット
バイクヘルメットの定番は、やっぱりフルフェイスヘルメット。
頭全体をしっかりとホールドしてくれる。
冬場も風が当たりにくいから、寒くない。
ジェットヘルメットに比べると、メット重量が重くなる傾向にある。
ただ口元が開かない為、クシャミとかすると汚れやすい💦
でも個人的にバイクには、やっぱりフルフェイスが一番カッコ良く見える👍
システムヘルメット
ジェットヘルメットの前面の開放の利便性と、フルフェイスの全体保護性の高さを両立したのがシステムヘルメット。
状況に応じて、前面部を解放することが可能です。
相手と話すときなど、フルフェイスだと籠って聞こえにくいのですが
システムヘルメットなら、前面を解放して話すことや視界を大きくとることが可能になります。
デメリットとしては、開閉機構やインナーのバイザーを装着していることで
ヘルメット全体の寸法が大きく、且つ重量も重くなりがちになってしまうこと。
オフロードヘルメット
オフロードバイクなら、やっぱりヘルメットもオフロードでキメた方がカッコイイですよね👍
オフロードヘルメットの特徴は、頭のツバと、張りだした顎の部分。
頭のツバはオフロード競技の際の日差しをよけて視界確保の為。
また、張りだした顎の部分は転倒が多いオフロード競技においてヘルメットからの衝撃を直接的に受けないように顎の部分に空間を設けているのと、
息でガラスが曇らないよう、空間を持たせているそうな。
オフロード競技でバイクを行う為の専用設計であるため、実際のところオンロードで日常的に使う場合はどうなんでしょう?
あまり普段使いにはふさわしくないところが多いとか・・・。
頭のツバは、高速などでスピードが出る速度域では邪魔でしか無い・・・。
風圧にツバが引っかかる為、かなりの抵抗になるとか。
また、顎の部分に空間が大きく開いてるため冬場は風がものすごい勢いで吹き込むのでフルフェイスのイメージで購入すると痛い目に見ると知人から教わりました💦
せっかくセローはオフロード車なので、オフロードヘルメットがいいかな?って思っていましたが・・・。
普段使いには、オフロードヘルメットは合わないことが判明しました💦・・・残念。
システムヘルメット「GXT902」
ということで、今回悩みに悩んで
コスパ重視で選んで購入したヘルメットがGXTのヘルメット「GXT902」です。
システムヘルメットタイプです。
これが1万円以下で購入できるなんて!
メチャ安!
システムヘルメットの為、当然前面は開放可能です👍
実際は、もっと上まで上げられます💦
顎下チンガードのカバーがあり
カバーを外すと顎先のロック解除ボタンがあり、それを押すと前面部分を上げられる。
口元のマイクは、関係ないので気にしないでください💦
メットを真上から見た感じ
なかなか上からのヘルメットのショットが見られないので、心配でしたが意外とかっこいい👍
カラー
このタイプのカラーは、艶消しブラック調がベースで黄色(緑っぽい)カラーのラインが入ってます。
ベースの艶消しブラック調が、結構いい感じ👍
カラーリングや、デザインは多いのでマジで悩みます💦 どれもカッコイイです👍
内装
内装部分もしっかりしていて、厚みもあるのでホールド感は悪くないです。
耳当ての部分。
残念ながら、眼鏡用の考慮されたスリット等は無さそうです。
パッチンで内装は簡単に取り外し可能。
耳の部分には、インカムのイヤホンが収まる窪みも設置。
インカムの取り付け設計もされてるなんて、正直ビックリ。
安いヘルメットは無いことが多いと聞いていたので、これはうれしい誤算👍
窪みが無いヘルメットにインカムを取り付けると、耳が圧迫されて痛いらしい💦
インカムも付けて見たくなっちゃいますね。
みんなとしゃべりながらツーリングしたら楽しそうだなぁ~👍
後頭部の部分の内装も簡単に外せます👍
内装の作りはそれなりにしっかりしていたので結構満足👍
インナーバイザー
システムヘルメットなので、最近主流のインナーバイザーも搭載してます。
車のバイザーと同じように、急に眩しいシーンとかに重宝します👍
左側のレバーを操作することで、インナーバイザーを出し入れできます。
操作性もそれなりで良くも悪くもない感じ。
因みに、インナーバイザーの暗さはこんな感じ。
暗すぎず、日差しよけとしてはちょうど良い透過率かと👍
エアーフロー
エアフロ―としては、一般的な頭部上部。
後頭部に抜ける感じ。
そして、口元に配置。
今現在、冬ですが
エアフロ―の口を開けると、しっかりと冷気が入るのが感じれるので
エアフロ―としても、それなりだと思います。
夏はまだ試してないので分かりません💦
サイズ感
ヘルメットの適応範囲は下記(amazon販売サイト記載を参考)
M:55-57㎝
Ⅼ:58-59㎝
XL:60-62㎝
私は自分の頭を図ったところ、59㎝でしたので「Lサイズ」を選択。
但し、メット本体には「L:59-60㎝」の表記が・・・。
ネット販売だと、こういうところで落とし穴があったりするんですよね💦
販売ページの記載が正しいのか、本体の表示が正しいのかは分かりません。
頭部の測定方法
頭部測定は自分でも、簡単にできます。
・眉の上、おでこの一番高い位置からそのまま頭の全周をメジャーで測ります。
裁縫用の柔らかいメジャーがあれば良し。
装着感は、メットの入り口が少し狭く感じるものの
被ってしまえば、ちょうど良い感じ👍
無ければ紐で頭に沿わせた後に、その日もを測るのも可能。
自身の頭部の測定はあくまで目安です。
ポイント
ヘルメット選びは試着して、メーカーの違いを感じよう。
各メーカーで差異はありますので、できれば試着してみるのが一番間違いないですね👍
とは言っても、ネット販売しか見かけないヘルメットはどうしようもないのですが💦
その場合は、いろんな口コミをみて参考にするしかないです。
他のクチコミを見てみると、国内メーカーに比べて若干ですが大きいイメージらしい。
内装寸法
参考になるか分かりませんが、ざっくり内寸を測定。
横幅のインナーの内側の入り口辺りは、約12㎝くらい。
立幅は、約15㎝くらい。
重量
重量はヘルメットとして重要な要素のため、気になる方も多いかと思います。
ですが、
測定できそうな器具が一切なくて、測れていません💦
ですが、一応参考として。
知人がAraiのヘルメットで「RX-7X」を所持しており、あるサイトでの公開情報では「1620g」とのこと。
この「RX-7X」と持った重さの感じとしては、「GXT902」の方が若干軽い軽いです。
もの凄くざっくりな表現で、申し訳ないですが少なくとも「1620gより軽い」のは分かりました💦
但し、システムヘルメットの中では非常に軽い部類に入ると思います。
安全性
安全性の面では各国や団体がそれぞれで独自の安全規格を制定しており、いろんな規格が存在します。
「GXT902」は「PSC」「DOT」の認証マークがメットの後頭部に表示されています。
DOT規格
正式名称は「Department of Transportation(DOT)」(アメリカ合衆国運輸省)の
「National Highway Traffic Safety Administration(NHTSA)」(米国運輸省道路交通安全局)が定めた規格。
アメリカが制定する乗用車ヘルメットとしての標準規格で、ヘルメットの耐衝撃性に対して重きを置いた規定が設けられています。
日本が「JIS」、アメリカは「DOT」のようなイメージ。
PSCマーク
日本の消費生活用製品安全法という、法で定められた基準に基づいた規格。
この法律は、消費生活用製品による一般消費者の生命又は身体に対する危害の発生の防止を図るため、 特定製品の製造及び販売を規制するとともに、特定保守製品の適切な保守を促進し、併せて製品事故に関する情報の収集 及び提供等の措置を講じ、もって一般消費者の利益を保護することを目的としています。対象となる消費生活用製品とは、 一般消費者の生活の用に供される製品をいいますが、船舶、消火器具等、食品、毒物・劇物、自動車・原動機付自転車など の道路運送車両、高圧ガス容器、医薬品・医薬部外品・化粧品・医療器具など他の法令で個別に安全規制が図られている 製品については、法令で除外しているものがあります
経済産業省のHP抜粋
PSCを取得しないと、国内での販売はできないということです。
但し、これはあくまで「販売」に関してのみで
ヘルメットの使用を認める規格ではないので、PSCマークが無くても使うことがダメっていうことではないので
そこはポイントです。
また安全基準面としては2017年に規格改正がされ、現行のJIS規格相当まで基準が引き上げられました。
これによって、国内で販売されるすべてのヘルメットはJIS規格レベルの安全基準まで要求されるようになりました。
そのほかの規格もご紹介すると
ECE規格
ヨーロッパの規格。
正式名称は「Economic Commission for Europe(ECE)」(国連欧州経済委員会)が定めた安全規格。
世界50か国以上で採用されている、世界的に標準的になりつつあるワールドスタンダード規格です。
規格内容としては、DOT規格と同様に耐衝撃性の性能に追加してメットの下部から、フェースガードまでしっかりと規定されておりあごの衝撃テスト、縁石にぶつかったことを想定したテストを義務付けている。
他の規格ではここまで、指定はありません。それだけ厳しい規格と言えます。
SNELL(スネル)
「スネル財団」が定めた規格。
5年毎に規格内容の見直し更新がされ、そのたびに厳しくなる特徴を持った規格。
現在の規格は2015のため次回は2020年に規格更新が予定されている。
衝撃吸収性において世界で最も厳しいといわれる規格。
スネル財団の詳細は以下
スネル記念財団(Snell Memorial Foundation)の定めるSNELL規格は、「約5年ごとに規格が見直され、その度に厳しくなる」という、他の規格では見られない特徴を持っています。
「テスト条件を設定する際にも、最もシビアな条件を採用する」というフィロソフィーに則って運営されています。
当時、有名なレーサーだったピート・スネル氏は、レース事故の際に被っていた保護帽が大きく割れてしまい、死亡してしまいました。
彼の友人達はこの事を悔やみ、1957年に「スネル記念財団」を設立し独自の規格を定め、その合否によって一般 ユーザーが、ヘルメットの性能を容易に判断できるようにしました。これが「SNELL規格」の始まりです。
この財団の特徴は利益のためでなく、人々の安全のために活動している点にあり、「レースに参加する人だけでなく、全てのユーザーを対象とした最高の規格を設定し、その規格に適合しているヘルメットか、適合していないヘルメットかを識別する有効な手段をユーザーに提供する」というポリシーのもとに運営されています。
AraiのHPより抜粋
最も、安全性の高いヘルメットと判断するならば
「SNELL」または「ECE」の認証を得た、ヘルメットをすることをオススメします。
ポイント
確実な安全性を求めるなら「SNELL」または「ECE」認証ヘルメット!!
私も、そのうち「Arai」のヘルメットを買いたい~。
GXT902のここが残念!?
値段が安い分、作りがショボいところはやっぱりあります。
個人的に残念な部分をご紹介。ご参考になれば。
外寸がデカい
システムヘルメットという部分もありますが、やはり大きく感じます。
いわゆる頭デッカチなスタイル気味になってしまいます💦
密閉性が良くない
シールドの端の部分に隙間があったりと、寸法としては雑なつくりです。
上記の写真はシールドの端を上から撮った絵です。
メットのエアーフローの口を閉じても、結構風が流入してきます💦
冬はちょっと寒いすね。
シールドが柔い
シールドを上げ下げする時に、シールドが柔い為
片手で持ちあげると左右がしっかり上がってくれません💦
シールド全体を持つように操作しないと、しっかり上げ下げできないです。
レインボーシールドがメッチャ暗い
当初は、レインボーシールド付きを購入したのですが
てっきりクリアとレインボーシールドが付いてくるのかと思いきや
クリアシールドは付属しない。
また、このレインボーシールドは明るめのスモークを期待していたのですが
かなりのスモーク色が強くて暗い💦
前面からライトを当てても、この透過率💦
曇りや、夕方はかなり見えにくいです・・・。
外見のレインボーシールドはカッコイイんですけど、残念。
ちなみに、付属のインナーバイザーの透過率はこんな感じ。
インナーバイザーは見やすくて、使いやすくて◎👍
注意ポイント
・GXT902のレインボーシールドは結構暗いので、あんまりオススメできない。
夏場など、日照りが厳しい時に使ってみたいですね。
GXT902を同じように購入検討をしている方は、とりあえずクリアシールドでの購入をオススメします。
シールドは別途購入できるし、2000円程度で安いのでまずはクリアで様子見るのがオススメ。
まあ、8000円程度でシステムヘルメットが買えてしまうので質の悪さはあって当然です。
高ければ、すべて良しって訳でもないですしね💦
とりあえず、当分使ってまた気づいた点があったらご紹介しようと思います👍
今回はシステムヘルメット「GXT902」のレビューでした。
ご参考人なれば幸いです。
今回のアイテム
システムヘルメット「GXT902」
システムヘルメットにしては、軽いし、意外にフィット感良し。8000円程度で購入できるにしてはパフォーマンスはかなり高い!
カラーバリエーションも豊富
シールドも別で購入可能です。
シールド購入の際は、根本の形状をしっかり確認が必要。
購入先のHPでGXT902用って書いてあってもヘルメットに装着できなかったりあるみたいです💦
私は下記からクリアシールドを追加で買いました。もちろんちゃんと付きましたよ👍
冬場にはネックウオーマー必須!
GXT902はエアフロ―を閉じても、それなりに風が流入してきます。
冬場はネックウオーマーが絶対に必要です。
国内のメーカー「Arai」ならこれがオススメ。
こちらは「SHUEI」
こちらは「KABUTO」
私は、買い物をいつもAMAZONを多用してます。
送料無料だし、ビデオも見放題だし👍
会員費以上のメリットたくさんです。
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ではまた。
重量測りました
2020/03/08 追記
測りを入手したのでヘルメットの重量を測ってみました。
3回測っての平均値は1600gでした。
ヘルメットの部類としては、軽い方ではないですね💦
測りはMAX50kgの旅行鞄の重さを測る用なので、精度はあまり保証できませんが💦
AraiのRX-7Xは1620gと言われているので、ほぼ同じと考えて良いかと思います。
ご参考になれば幸いです。