我が家に来たセロー225を修理していく第一弾は、タンクの蓋。
純正部品のパーツ探しは、YAMAHA純正カタログアプリがオススメ。
過去記事はこちら↓↓
【アプリ】YAMAHAパーツカタログアプリが神すぎる!!
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写真を見ていただければわかりますが・・・。
そう!譲りうけたセローはタンクの蓋が無いんです💦
前のオーナーが駐車してたら、盗られてしまったとか・・・?
鍵ついてるのに、そんなことあるんかしら・・・。
と思いながらもどうしようか悩みます。
【~目次~】
バイク部品はヤフオクで探せ!
新品で買いそろえるのはお金が掛かるので、
中古で且つ古いバイクの場合はヤフオクで色んなパーツが出品されているのでオススメ。
ということで、ヤフオクを覗いてみます。
ありました!!
しかも、キーシリンダ、メットホルダ、タンクキャップの3点セットです!
これなら、バイクのキーも複数持たずに済みます。
速攻で入札して、落札!
2980円!激安!!
ヤフオクに感謝です。
タンクキャップのクリーニング
中古品だけあって、タンクキャップもそれなりに錆が浮いてます。
ビス2本で止まってるので、分解してみます。
中に強いスプリングが入っているので、手で押さえながらビスを緩めて外します。
う~ん、中もかなりきてますね💦
真鍮のブラシで上澄みの錆を落としても、こびり付いた錆までは落とせません。
これは、錆取り剤が必要です。
錆取り剤としては有名なのが花咲かG タンククリーナーですが、値段もそれなりにするので今回は、呉工業の「KURE ラストリムーバー」というのを使ってみます。
錆取り剤はかなり強力な酸性の液体なので、
耐油グローブや、保護メガネをちゃんと準備することをオススメします。
ちなみに、ステンレスのボウルは100均で購入。
ラストリムーバーを5~6倍程度に水で薄めた状態で、タンクキャップの底蓋の部分をドブ付けします。
一緒に、錆びた部品もまとめて投入すると一変に錆取りが出来ちゃいます。
タンクキャプの底蓋を着けた直後から、細かな泡が発生。
色んなものが、ジュワジュワと溶け始めます。
30分程度すると、細かな錆も浮き始めます。
この辺で取り上げて、しっかりと水洗い洗浄をしながら
真鍮ブラシで擦り落とします。
メチャメチャ綺麗になりました!
バネは分解しなかったので、その裏の錆までは全部とれませんでしたが
かなり綺麗に落ちたと思います。
底蓋のバネも分解可能かと思いますが、組み戻す自身が無かったので今回はやめときました💦
このままの状態で放置すると、また錆が発生してくるのでKURE 5-56を吹いて、
ウエスでしっかりと拭きあげておきます。
タンクキャップ組み戻し
綺麗なったタンクキャップを組付けていきます。
タンクキャップのゴムも交換したかったのですが、
破れもなかったのでこのまま再利用することに。
タンクのキャップはキーで、開けた状態にします。
切り欠きの合う位置で、
タンクキャップの底面を押さえてバネを縮めた状態でビスで締め付けていきます。
シールのゴムにシリコングリスを塗布して、組付けます。
シリコングリスは塗りすぎに注意です。
グリスを指に取って、ゴムが湿る程度に塗布する程度でOK。
べトべトに塗りすぎると、
グリスがガソリンに混ざりキャブレターのノズルを詰まらせる原因となってしまいます。
ゴムシールは、キャップ底面の出っ張りの下側に来るように組付けます。
これでタンクキャップのメンテは完了~!
メンテアイテム
KURE ラストリムーバー
今回使った、錆取り剤。「ラストリムーバー」容量は
そんなに多くはないけど安く済ませるし、全然使える!
次回は、タンク内の錆取りにも使ってみようと思います。
花咲かG タンククリーナー
タンク錆取りで実績共に超有名な花咲かGのタンククリーナー。
再利用して使えるので、経済的です。
保護具
錆取り剤は強力な酸性の液体なので、保護具はしっかりとした方が良いです。
シリコングリス
ゴムシール部の潤滑、密着性UPにシリコングリス。一本あれば何でも使える。