Mac Book

MacBook 外付けSSDにWindowsをインストールを試す。

前回Macbookの標準アプリである「bootcamp」でWindowsのインストールを試したのですが、Macbookのディスク容量が足りない為かうまくインストールができませんでした。

MacBookにWindows10をインストールを試し失敗。。。

今回は、MacBook Pro 2015にWindows10をインストールする方法をご紹介。 結果的にBootCampで ...

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こんな方におすすめ

  • Macbookに外付けSSDでwindowsを使えるようにしたい。
  • やり方、手順が知りたい。
  • やるために、お勧めのパーツを知りたい。

今回は外付けのSSDに「WinToUSB」のアプリを使ってWindowsをインストールする方法で上手くいったので、その手順をご紹介。

【私のmacbookのスペック】
・Mac Book Pro(Retina, 13-inch, Early2015)
・プロセッサ:2.7GHz Intel Core i5
・メモリ:8GB
・ストレージ:SSD 128GB
・OS:Mojave 10.14.5
Windos用SSD 250GB(WDS250G2B0A)(今回使う用)

Mac標準のbootcampでは外付けSSDでのwindowsのブートは非対応の為できません。別のツール(WinToUSB)を使ってSSDのWindowsを認識させる手順です。

事前準備

まずは、必要なツールやアプリケーションを準備します。

必要なもの一覧

①SSD,USBケース
②USBキーボード、マウス
③windowsパソコン
④アプリ「WinToUSB」
⑤Windows10イメージファイル
⑥Macドライバ
⑦Windows Home ライセンスキー

それぞれの入手や、設定方法を解説していきます。

①SSD、ケース

WindowsをインストールするSSDとUSBで外付けするケースが必要になります。

最近では、SSDも大分安くなってきたので240GB程度の容量であれば3~4千円程度で購入できます。

オススメはコレ

読書き速度は500Mbps以上もあって3年保証でしかも安い!

コスパ最強のSSDです。

SSD用のケースはこれがオススメ。

薄型のSSD対応ケースで、USB3.1(Gen2)のため従来のUSB3.0の上位版で転送速度が最大10Gbps までサポートしているため、活躍の場が見込めるのでこの先も長く使える。

しかも、通常のUSBケーブルとUSBtype-cケーブルも付属の為

新旧のMacbookに対応できる優れもの、しかも1年半の保証もついてる。

当然、Windows/Mac/Linux等システムサポートがキチンと謳ってあるので動作は問題なし。

USBtype-c搭載の新型のMacbookを持っていてもっと爆速なSSDが欲しいって方は、M.2タイプのSSDがオススメ。

安定のIntel製のM.2SSD、安定性良し、コスパ良し。

公称値のスペックは
・シーケンシャルリード:最大 3500 MB/s
・シーケンシャルライト:最大 3000 MB/s

で読み書き込み共に爆速です👍2.5インチSSDに比べれば7倍も早い!!

しかも、5年保証。さすがです。

M.2SSD用ケース

M.2SSDの利点はケースも小さいくて、ほんとにUSBメモリー感覚のサイズ感なところ。

しかも、めちゃくちゃ速い!

これはUSBとtype-cの両ケーブル付属なのでありがたい👍

放熱性も考慮されてるので、熱対策もバッチリ。

購入時の補足として、似たような形状が多くあるのですが対応ハードが M.2 nvme SSD 2230/2242/2260/2280と記載のあるのが正解ですので、間違えないように注意が必要です。

②USBキーボード、マウス

Windowsを起動後、Macのキーボードやタッチパッドでは操作しづらかったりキーボード配置が違う為、キーボードとマウスがあると便利。これは、何でも良いのでワゴンセールなどの格安品でOK。

③Windowsパソコン

今回使うツールはwindowsのアプリの為、Windowsパソコンが別途必要になります。

中古でも最近はかなりスペックいいです。👍

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Macしかない場合は、MacにVMwareで仮想環境を作りWindows環境を一時的に仕立てるやり方もありますが、今回は割愛します。

④アプリ「WinToUSB」

「WinToUSB」はFreeのアプリで、USBの記憶媒体にWindows環境を構築が簡単できるツールです。まずはこれをダウンロードしてWindowsパソコンにインストールします。

下記のリンクから、ダウンロードします。現時点(2019年8月)で最新版はver4.9です。

WinToUSBダウンロードページ

画面右上にある「最新バージョンをダウンロードする」をクリックしてダウンロードします。

出典: https://filehippo.com/jp/download_wintousb/

ダウンロードの際の広告などが出ますが、対応せず無視して進めます。

「WinToUSB_Fee.exe」ファイルがダウンロードされるのでインストール。

インストール時の特別な選択項目はありません。

インストール後、HPが勝手に開きますがこれも無視して閉じてOK。

⑤Windows10のイメージファイル

次にインストールするWindowsのISOファイルが必要となりますが、この手順は過去の記事で紹介しているので、そちらを参考にmicrosoftの公式HPからダウンロードをして入手ください。

MacBookにWindows10をインストールを試し失敗。。。

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windowsのタイプは64bitを選択してください。

⑥Macドライバ(MacPC)

Windowsを動かすハードウェアはMacのため、Mac用のドライバを準備する必要があります。

これは、Macパソコンで操作します。

①「Lanchpad」→「その他」→「BootCampアシスタント」を起動。

②起動後、左上「アクション」より「windowsサポートソフトウェアをダウンロード」を選択。

③保存先を選択し、ファイルを保存。

④「WindowsSupport」フォルダが保存されるので、このフォルダをUSBメモリ等の外部媒体に保存しておきます。

以上で、ドライバの準備は完了。

⑦Windowsライセンス

WinToUSB(無料版)でインストール可能なWindowsはHomeまでです。そのため、Homeのwindowsライセンスも必要なので、準備しておきます。

すぐに手に入る、オンラインコード版がオススメ👍

以上で、準備は整ったので実際に作業に入っていきます。

作業手順

SSDのフォーマット(MacPC)

①SSDをUSBケースにいれて、MacのPCに接続してSSDをフォーマットします。

「Launchpad」→「その他」→「ディスクユーティリテイ」を起動。

接続したSSDが認識されています。

上のタブの「消去」を選択し、フォーマットを「MacOS拡張(ジャーナリング)」選択して、ディスクをフォーマットします。

操作の動画をUPしたので、こちらを見てもらうと分かりやすいと思います。

②フォーマットが終わったら、SSDはMacから取り外します。

SSDをNTFSにフォーマット(windowsPC)

③次に、SSDをwindowsのパソコンに接続。

PCアイコンを右クリック→管理をクリック。

コンピューターの管理の画面を開いたら、「ディスクの管理」の項目を選択。

HDDの一覧が表示されます。

④接続したSSDを選択し、正常プライマリーパーテーションを削除します。

【操作動画】
 パソコン上では、データ削除の確認のダイアログが表示するのですが動画にはうまく映っていません💦

⑤その後、未割当てとなった領域をNTFSのファイル形式にフォーマットします。

注意点としては、200MBのEFIシステムパーテーションはそのままにしておいてくこと。

【操作動画】

SSDのフォーマット化は終了。

WinToUSBでwindowsをインストール

WinToUSBでWindowsをSSDにインストールする作業に入ります。

SSDはそのままWindowsパソコンに繋いだままでOK。

①イメージファイル選択で、Windowsのisoファイルを選択。

②OSはHomeを選択。(Freeでは他が選べません)

③WindowsをインストールするSSDを選択。

④パーテション形式の選択で、「UEFI用GPT」を選択。

⑤パーテション選択で、上段はEFIシステムパーテションを選択。
 下段はブートパーテションを選択。
 他はそのままでOK。

⑥構築処理が始まるので、100%に到達するまで気長に待ちます。

正常に終了しましたの表示が出れば完了です。

【操作動画】

もし、何かしらのエラーが発生してしまった場合は再度MacパソコンでSSDのフォーマットからやり直します。

MacでSSDを起動

①Windowsを構築したSSDを、Macパソコンに接続します。

②Macキーボードの「option」キーを押しながら、電源ボタンを押して起動します。)起動中の間、「option」キーは押したまま。

③起動ディスクの選択画面が表示されるので、「EFIboot」を選択します。

④Windowsが起動しますので、初期設定を進める。

※EFIBoot選択後、初回1回目は上手く起動せずにMacが立ちあがる場合がありますが、再起動して再度「option」キーで「EFIBoot」を選択すればWIndowsが起動すると思います。

⑤bootcampでダウンロードした「Windowsサポートソフトウェア」をインストールする。
「WIndowsSupport」→「BootCmap」→Setup.exe(管理者権限で実行)

これで、ドライバ関係はすべてインストールされます。

まとめ

手順のおさらいです。

①SSDなどの外部記憶媒体や、アプリ等を準備。

②MacでSSDを全体フォーマット。

③windowsパソコンで、プライマリパーテーションのみをNTFSでフォーマット。

④WinToUSBでSSDにwindowsをインストール。

⑤MacにSSDを接続し、SSDを起動。

⑥Windowsの初期設定、ドライバのインストール。

手順だけ書くとこんな感じです。

Macを持っているけど、Windows環境もどうしても欲しいって方は試して見てください。

外付けのSSDのストレージ速度測定

外付けSSDにインストールしたWindowsで、SSDの速度を試しに測定。

使うツールは定番の「CrystalDiskMark」です。

読書き共に370MB程度でした、WDS250G2B0AのSSDは本来の性能ならば500MB程度でますが、
USB3.0の接続の為速度が落ちてしまうのは仕方がないところですね。

それでも、軽作業やネットサーフィン程度であれば特に不自由は感じないので私は満足です。

type-c接続であればもう少し速度は改善されると思いますし、
M.2のSSDであればもっと速度が出て快適に作業ができると思います。

今回は、Macbookに外付けSSDでWindowsを起動する手順の紹介でした。

ご参考になれば幸いです。

オススメアイテム

2020年1月更新。

SSD等も、新しいのがどんどん出てくるのでその中でオススメ商品をご紹介。

SSD

SSDでは定番メーカーの「crucial」の500GBSSD。

「Dynamic Write Acceleration」テクノロジーを搭載することで、処理速度を高速化を実現。

ある程度の常用化を考えるなら、500GB程度はあると利便性がかなり上がります。

クローン作成ソフトウェア「Acronis True Image」の使用キーが付帯するので、
バックアップソフトで有名なAcronisも使える。

しかも5年保証👍

Samsung

処理速度では、群を抜く有名な「Samasung」。

上記の「crucial」同様500GBクラス。

「インテリジェントターボライトテクノロジー」により
連続書き込み最大520MB/秒、連続読み込み550MB/秒まで高速化を実現。

SSDではほぼ最強の速度を誇ります👍

M.2タイプSSD

M.2タイプSSDもかなりお手頃の価格帯になってきました。

「WESTERN DIGITAL」のWD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C

500GBで8千円程度で購入できます。

しかもシーケンシャル読み出し速度は最大2400MB/sで、シーケンシャル書き込み速度は最大1750MB/s。

通常SSDの約5倍の速度。USB接続でもかなり普段と変わらない速度でWindowsが立ち上がります。

Corsair

こちらはCorsairの1000GBのm.2 SSD。

1TBもあれば、不自由な無く使えます。

シーケンシャル読み込み速度は最大3480MB/s、シーケンシャルライトは最大3000MB/s。しています。

注)M.2の最大書き込み、読み込み速度はPCI Express3.0で直接接続した場合なので、
USB接続した場合はこの値は出ません💦

しかしながら、2.5インチの通常SSDより早いのは確かです
👍

M.2SSD用ケース

Winfdows10 ラインセンス

WintoUSBの無料版では、homeまでしかインストールできませんが

基本的に、homeで事足ります。

オンラインコード版ならライセンスキーがすぐに入手出来るので、今すぐほしいって方はオススメ👍

 

 

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