ナンバーも取得したし、エンジンも問題なく動くことがわかったので
修理からメンテと見た目の改善に移って行こうかと思います。
とりあえず、見窄らしい外見を手直ししていきます👍
その中で、まずはエンジンとマフラーの塗装にトライです。
【~目次~】
今のエンジンの状態
塗装が剥げて、年代を感じるような見た目のエンジン💦
腰上部分
腰下部分
悲しくなるくらいボロボロ💦
さすがに何とかしたいですね。
エンジンが下ろせれば、きれいに塗れると思うのですが
さすがに一人ではしんどいし、腰も痛いし・・・。
ってことで、フレームに乗っけたまま塗装しようかと思います👍
エンジンの下処理
まずはエンジン全体を軽くやすり掛けをして、落とせる塗装や白錆を除去していきます。
特に腰上のフィンの部分は、白錆がヒドイ💦
サンドペーパーなどで地道に擦り落としていきます。
ここで役に立ったのが、「ユニベックスシート」。
厚みがあるので、ちょうどフィンの間にフィットして効率よく錆落としができます。
ハサミで必要分だけカットすれば、無駄使いせずに済みます👍
エンジン磨きで注意が必要なのは
ピカピカにしようと、サンダーなどでバフ掛けはしない方が良いそうです。
これは、バイクに詳しい友人から聞いた話なのですが
空冷のエンジンは、熱の放熱の為に意図的に表面をざらつかせているみたいです。
バフ掛けなどで、ピカピカにしてしまうと表面積が少なくなってしまう為
逆に冷却効率が落ちることがあるそうな💦
あくまで塗装の下処理として、白錆を落とす程度が良さそうです。
磨き終わったら、パーツクリーナーやシリコンオフスプレーでしっかり脱脂します。
不要な部品の取り外し
塗装準備として、燃料タンク、排気管、点火プラグやキャブレター、ロッカーアーム部のカバーを外して
マスキングテープなどでしっかりと養生していきます。
フレームや周りもゴミ袋等で、全体を覆って養生します。
腰下のオイル窓は、家に合った適当な油粘土で塞いでみました。
ブレーキレバーのシャフト根本部分のシールの部分も保護します。
ただ、油粘土は失敗でした💦
後から取るのに大変でした。100均で売ってる「お湯まるくん」とかの方がある程度硬化して取り除きやすいかもです。
塗装作業
今回は腰下のケース部分も付いたまま、塗装しようと思います。
腰下のケースの部分は、シャシーブラックで塗装します。
スプレー缶の場合、噴いていると缶が冷えてしまい
均一に吹けないため、お湯で温めながらすると良いです👍
缶の中身が違いますが、悪しからず💦
写真はプラサフのスプレー缶ですが、今回のエンジン塗装では使用していません。
横着してそのまま塗装しちゃってます💦
塗装する際は、一度で塗ろうとせずに4回~5回かけて少しづつ塗ってくようにします。
一度に噴きすぎると液溜まりや、ムラが出てしまいます。
一度塗ったら、15分~20程度の間隔をあけて重ね塗りしていきます。
クラッチケース側
下地の粗さが出てしまっていますが、素人が初めて缶スプレーで塗装したのでこんなもんです💦
自分的には塗る前より大分マシなので満足👍
腰上の塗装
腰上の部分は、耐熱スプレーで塗っていきます。
フィンの部分が多いので、薄くかつ上から下からと
なるべく全体的に均一に噴くようにします。
塗り終わったら、2~3時間乾かした後に外した部品を組みます。
ここで組むのは、エンジンの内部が露出しないようにプラグ、ロッカーアームのカバーのみで
その状態で1週間程度、放置して乾燥させます。
耐熱スプレーは、本格的に定着させようとすると熱を加えないといけないみたいです。
缶には「200℃程度で1時間以上熱を加える」と記載があります。
エンジンをかけないと無理ですね。
まあ、のんびり乾燥させながらゆっくりやりましょ。
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素人ながら、塗装前と後では段違いに綺麗に見えて大満足👍
排気管の塗装
エンジンの塗装の合間に、せっかくなのでサビサビの排気管も塗装しちゃいます👍
真鍮ブラシで全体を磨いて、落とせる錆を磨いていきます。
その後、しっかりと脱脂。
ブラシで磨くだけでも、幾分か綺麗になりますね。
今回は、遮熱カバーを外して塗装をしようと思ったのですが
ボルトが固着していて、ショックドライバーでも外せず💦
あきらめて、一緒に塗装しちゃいます👍
排気管部分も、耐熱スプレーで塗装です。
マフラーの部分は、光沢が出て綺麗に見えるのでシャシブラで塗装です。
うむ、悪くない👍
排気管もしっかり乾かして、後で組付けしていきます。
組付け後は、こんな感じ。
全然綺麗!遠目に見れば💦
いいんです。自分が満足できれば👍
注意ポイント
これは、私の所感による注意点ですが
耐熱ペイントは、定着させるためにあるエンジンをかけて熱を加えてあげる必要があります。
排気管は熱を直接うけるので、すぐにしっかりと定着しますが
ただ、エンジン側はアイドル程度ではしっかりと定着しません。
ある程度、走行して熱を加えてやる必要があります。
また、エンジンのペイントがしっかり定着するまで触れたりするのは厳禁です。
中途半端な熱だと、塗装が柔らかくなるだけでその状態で触れてしまうと。
指の後が付いてしまいますので、注意が必要です💦
今回のオススメアイテム
ユニベックスシート
・目詰まりしにくくて、厚みもあるのでエンジンの錆落としに重宝しました。
・折り曲げもできるので、湾曲部分の作業にも最適。
保護メガネ
・スプレーでの塗装作業時は保護具をちゃんとつけましょう。
防毒マスク
・こちらも必要な保護具。普通のマスクでは吸引を防げないのでしっかりとした防毒マスクがオススメ。
シリコンオフ
・塗装前の脱脂作業に必須。
・金属部分の脱脂なら、パーツクリーナでも代用可能。惜しまず使うのが脱脂のコツ👍
シャーシーブラック
・車の下回りやバイクのフレームなど、雨水にさらされるシャシーをキズやサビから守りたいところに最適。
・密着性と速乾性にすぐれ、乾燥後は光沢のある塗膜となる。
耐熱ペイントブラック
・自動車やオートバイのマフラーやエンジンまわり、焼却炉、ストーブなど、高温になる金属部分のサビや腐食の防止。
・マフラーやエンジン回りなど高温になるパーツに塗ることで、サビや腐食の発生を防ぐのに最適。
・耐熱性のシリコーン樹脂塗料で、硬化後の耐熱温度は600℃。
耐熱ペイントシルバー
・シルバー色もある。
私は、買い物をいつもAMAZONを多用してます。
送料無料だし、ビデオも見放題だし👍
会員費以上のメリットたくさんです。
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