VOXY-ZRR70W カーライフ

【車トラブル」エンジンチェックランプが点いたらどうする⁉

先日、車のエンジンを掛けたら見慣れない警告灯が・・・。

そんなトラブルのお話。

この記事はこんな方におすすめ

  • エンジンチェックランプって?
  • チェックランプが点いたらどう対処すればよい?
  • 他に警告灯で気を付けるべき点は?

愛車

我が愛車はトヨタの「VOXY」

引用元:カーセンサー

08年式で型式はZRR70Wです。

15年で走行距離は約12万km弱。

今まで大きな故障もなく頑張ってくれてます。

車の警告灯

車のエンジン回転や、車速等を表示する計器盤
(インストルメントパネル、通称:インパネ)には
エンジンの状態を示す警告灯があります。

普段は点灯せず、車に異常があった際に点灯して
ユーザーに知らせる機能です。

点灯したエンジンチェックランプ

今回自分の車で転倒したランプはコレ↓↓

これはエンジンチェックランプといって、エンジンの異常を知らせる警告灯です。

エンジンまたはトランスミッションシステムに異常があると点灯する。
正常な状態では、エンジンスイッチをONの位置にすると点灯し、
エンジンをかけると消灯
します。

今回は消灯せずに、点灯しっぱなしの状態です💦

エンジンチェックランプが点灯したらどうする?

エンジンチェックランプが点灯する理由は様々であり
エンジンに異常があるといっても、
いきなりエンジンは壊れて走行不能になることはまず無いです。

でも、急に見たことも無い警告灯が点いたら焦りますよね💦

まずは、安全な場所に停車しよう。

走行中であれば、近くのコンビニなどに駐車して
車を止めましょう。

そして、エンジンの状態をチェックします。

・通常通り走行は可能か?
・エンジンは始動可能か?
・エンジンから異音がしないか?
・エンジンから異臭はしないか?
・エンジン下から水漏れ、オイル漏れはないか?

を車のボンネットを開けてチェックしましょう。

走行不能な場合はレッカーを

エンジンが掛からない、または、思うように走らない。
そんな場合は、自動車保険付帯のレッカーやJAFなどを呼ぶことをオススメします。

無理に走行を続けて、エンジンを壊したり
走行不能になった場合は、追突などの2次被害の恐れがあります。

最寄りのトヨタのディーラーへ

レッカーまたは、自走可能な場合でも
最寄りのトヨタのディーラーへ向かいましょう。

エンジンチェックランプの異常内容の詳細を調べるためには
ディーラーで点検をしてもらう必要があります。

近くにディーラーが無い場合は、民間の自動車整備工場でもOK

OBD検査

ディーラーや、自動車整備工場では車の警告灯がなんの異常で
点灯しているかを調べることが出来ます。

それをOBD検査と呼びます。

OBDとは「車載式故障診断装置」のことで、自動車のコンピュータは様々なタイミングで
車の状態をモニターして故障診断チェックをしています。

モニター時に何かしらの異常を検出した場合は、故障コード(DTC)が記録されます。

このDTCコードに応じて、各種警告灯を点灯させている訳です。

ディーラーでは、この故障コード(DTC)を専用の装置によって
読み取り、何の異常を検出しているかを確認します。

愛車の故障個所は?

私はもちろんディーラー直行です👍

ディーラーでDTCコードを調べてもらった結果は・・・・。

クランクポジションセンサの異常を検知していました💦

ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

クランクポジションセンサーとは?

車の部品の一つである、クランクポジションセンサーとは?

エンジンの回転数やクランクシャフトの位置を
点火系のコンピューターに知らせる装置(センサー)で、
何らか原因(断線や内部故障等)によって故障をすると、エンジン始動不良となります。

故障となると、マジやべー奴です💦

エンジンをスターターを掛けて始動する時には、
クランクポジションセンサーと、カム角センサーにて
自身(エンジン)の気筒を判別するのと、

クランク角がどの位置にいるか?を判別して
点火時期や噴射タイミングを算出しています。

そのため、クランク角センサーが不良になると
自身(エンジン)のクランク位置が判別できなくなるため
最適な点火時期や噴射タイミングを算出することが出来ません。

結果、エンジンが掛けることが出来なくなることになります💦

となると、いきなりエンジンが掛からなくなることが
あり得るということ・・・💦

う~ん・・・、ヤベぇ~、なんかドキドキしてきたぁ~💦

ちなみに、エンジンチェックランプによる検出は様々なので
必ずしも同じ症状とは限りません。

なので、ディーラーでちゃんと調べてもらう必要があります。

DTCコードは自分で調べることも可能

DTCコードの確認は自分でも可能です。

巷で売ってるOBD診断ツールを使えば、車のコンピュータが
読み取っている情報や、DTCコードの確認、DTCコードのリセットなど
今どき便利ですね~👍

ということで、試しに「ELM327」というツール
安かったので試してみます。

車のOBDコネクタに接続して、車のIGをON状態にして
携帯のアプリを経由してbluetooth接続するだけ。

うん、簡単。

今回はディーラーでDTCコードのリセットは実施済みなので
DTCコードはでませんが、なかなか便利です👍

クランクポジションセンサの交換

エンジンチェックランプはDTCコードをリセットすることで消えます

その後もエンジンも掛かるし、チェックランプが再度着くことも無く

とりあえず、様子見ということで落ち着きましたが

そのままでは不安なので、クランクポジションセンサは交換することにします。

今どき、ネットで調べれば品番も分かるので
自分でセンサを買って、オイル交換と合わせてセンサも交換してもらいます

VOXYのクランクポジションセンサの品番は「90919-05070」です。

これで、また一息つけるかと思います。

今回はエンジンチェックランプのお話でした。

その他の警告灯の種類

警告灯といっても、種類も多くてすべてはおぼえていられません💦

ネットでも色々あるので、一度種類や、意味を確認しておくことをオススメします。

特に注意な警告灯

警告灯の中で、特に注意なものをピックアップ。

①高水温警告灯

これはエンジンの冷却水の冷却系統の異常により、
正常にエンジンを冷却されていない状態で、
冷却水が高温の状態のときに点灯します。

そのため、そのまま走行を続けると
エンジンがオーバーヒートしてしまい、
最悪エンジンへの深刻なダメージにつながります。

この警告灯が点灯したら、即座に安全な場所で停止して
エンジンを切りましょう

レッカー必須です💦

②油圧警告灯

こちらも、エンジン破損へ直結する危険な警告灯。

エンジン内を潤滑するオイルの圧力が異常のときに点灯します。

エンジン内部を潤滑するために各所でオイルを散布する為
圧力を掛けるようにオイルポンプが圧送しているので

オイルポンプが正常に機能していない
エンジンの油路が破損し、適切に潤滑出来ないなどが考えられます。

そのため、この状態で走行し続けると
潤滑不良によるエンジン焼き付きで壊れてしまいます

この警告灯の場合も、すぐに停車しエンジンを切りましょう

レッカー逝きです💦

アイテム

OBDツール

OBD診断ツール。
車に接続して、情報をスマホで読み取れる。
DTCコードをチェックしたり、履歴を消したりと
自分で車の異常診断がお手軽にできる。

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