以前から、ワイヤレスのイヤホンが欲しかったのでレビューを含めてご紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- ワイヤレスイヤホンが欲しいけど、メーカー物は高くて手が出ない。
- コスパ重視でとりあえず、ワイヤレスイヤホンを試してみたい。
- 安いワイヤレスイヤホンは使えるのか不安。
- 安いワイヤレスイヤホンの性能は、どうなの?
今回Amazonで購入した、ワイヤレスイヤホンはこちらです。
先に、私の個人的な結論を申しますと評価は
デザイン:
操作性:
通信性:
電池容量:
耐水性:
総合評価:
総合点は☆4つです。
【~目次~】
本体スペック一覧
ペアリング機能 | 自動ペアリング |
ハンズフリー通話 | 両耳通話 |
防水等級 | IPX7 |
充電ケース | 大容量スマホにも給電可能 |
BlueTooth | 5.0 + EDR |
通信距離 | 15m以内 |
再生持続時間 | 約4~6時間 |
対応コーデック | AAC,SBC |
取得認証 | TELEC技適認証、MSDS認証、PSE認証 |
動作環境条件 | 0℃~40℃ |
開封の儀
パッケージの開封をしていきます。
同封物は
- 本体
- USBケーブル
- イヤホンアタッチメント(3種類)
- 取り扱い説明書(日本語)
- アフターサービス用登録Lineアカウント
外観
①ケースを開いた状態
寸法としては、横85㎜ × 縦52㎜ × 厚み32㎜です。
ポケットにも入りますし、バッグに入れてしまえば気にならないサイズです。
②前面
USBジャックがあります。
こちらから、スマホに給電が可能。
③右側面
こちらは、イヤホンを充電するポート。
④イヤホンを取り外した状態
青いLEDがかっこいいです。
機能
自動ペアリング機能
このワイヤレスイヤホンは、両耳用です。
携帯とのBliueToothのぺリングは両方のイヤホンが接続されるわけではなく、Lの左側が主体でペアリングをします。
ケースから、イヤホンを取り出すと自動的に左右のイヤホンのペアリングが開始されて勝手に接続してくれます。
その後、スマホでBlueTooth接続を行うとイヤホンと接続されます。
スマホとのペアリング時には「Hi-TWS L」と表記されます。
左右のイヤホン同士の接続や、スマホとのペアリングはすぐに認識してペアリングが完了するので、設定の煩わしさは無く簡単に完了します。
初期設定の簡単さは◎。
L・Rイヤホンを分けて使用も可能
両方のイヤホンとして、使う場合は左右が勝手にペアリングすることで両方のイヤホンから聞こえるようになりますが、それだけでなく左右イヤホンを個別でペアリングすることで、左右が独立したイヤホンとして使用か可能です。
Rの右側のみペアリングをする場合は、ケースから右のイヤホンのみを取り外します。
その状態で、スマホのBlueTooth接続で検索し接続します。この時に「Hi-TWS R」と出るので、接続するとRの右側のみペアリングができます。
このように左右を独立して使うことも可能ですが、L・Rのイヤホンをそれぞれでスマホとペアリングすることはできませんでした。
イヤホンを両方とも、ケースから取り外すと自動ペアリングでLの左側とRの右側が繋がってしまうためです。
それでも左右のイヤホンがそれぞれで使えるのは、ワイヤレスイヤホンとしてありがたいです。
防水性
本機種は防水対策がされており、防水等級は「IPX7」です。
IPX7とは、どのような意味なのでしょう?
「IP◯◯」という表示は、IEC(国際電気標準会議)が定める防水・防塵の保護規格で左側の数字が防塵等級を表し、右側の数字が防水等級を表しています。
IPX7とは
IP = 防塵・防水規格
X = 防塵の等級
7 = 防水の等級
を表しています。
防水性能としては、値が7ですので上記の表にあるように
「一定の水圧(水深約1m)で30分間水中に使っても影響がない」性能で、防浸形という種類に位置されます。
対して、防塵性能の値はXです。これは何を意味するのでしょう?
「X」とは数値分けされていない = 防塵テストを行っていないという意味になります。
防塵が必要な製品かで変わってくるということですね。
イヤホンは運動して汗を掻いたりするので、防水対策だけはしっかり行っておきましょうということだと思います。
ちなみに、防水等級「7」とは密閉構造されてる訳ではありませんのであまり過信すると故障の原因になるので注意が必要です。
ポイント
IPX7の防水機能は、過信せずに生活防水レベルで考えておくべし。
ケースでスマホ給電も可能
ケースの部分はバッテリーが搭載されており、イヤホンを収納すると自動的に充電を行います。
ケースの電池容量は、3000mAです。イヤホンの1回の充電で4~6時間の使用が可能とのこと。
また、ケースにスマホをUSBで接続すればスマホへの給電も可能です。
出先で、スマホの充電が無くなった時の予備バッテリとしても使えるのはホントに助かります。
イヤホンの操作方法
操作は、直接イヤホンの側面をタッチすることでできます。この部分はボタンではなく、タッチするだけで認識するものでスマートタッチテクノロジーという機能みたいです。
ボタンの場合だと、押す際に耳への力が掛かるのでタッチで認識するのは良いと思います。
各操作
①着信の拒否。
着信モードでL又はRイヤホンのタッチボタンを長押し。
②電話を受ける。
通信モードでL又はRイヤホンのタッチボタンを長押し。
③曲送り・曲戻しの切り替え。
曲戻り:音楽再生モードでLイヤホンのタッチボタンを2回押し。
曲送り:Rイヤホンのタッチボタンを2回押し。
④音楽の再生・停止。
音楽再生状態でL又はRイヤホンのタッチボタンを1回押して再生・停止。
⑤音量の変更。
小さく:音楽再生モードでLイヤホンのボタン長押し。
大きく:Rイヤホンのボタン長押し。
⑥Siriを呼び出す。
L又はRイヤホンのタッチボタンを3回押す。
左右のボタン一つで、意外に多くの機能を持ち合わせています。
実際使ってみた感じでは、音量を変更する場合は長押しをする時、音量変更後にタッチボタンから指を離すと、再生・停止の1回押しと認識してしまい、音量変更のたびに停止してしまうことがありました。
感想:タッチボタンの操作性は、少し改善の余地あり。
通信の安定性は?
ワイヤレスイヤホンにおける、最大の懸念点ともいわれるのが通信の安定性です。
有線のイヤホンとは違い、音のデータをBlueToothで送っているので電波の環境に影響されやすいです。
ものによっては、音が途切れてしまいストレスになってしまうことにもなります。
本機種に関してですが、通信の安定性は状況による。ってのが私の感じたところです。
家の中で使っている場合は、ある程度離れたりして動き回っても音の途切れは特に気になりませんでしたので、家の中では非常に安定してました。ただ
屋外の場合はいつも、ウォーキングしながら音楽をこのワイヤレスイヤホンを使って聴いているのですが、音が途切れることは実際にあります。
右の後ろのポケットにいつも携帯を入れてます。ウォーキングをしてる際に右に顔を向けると、決まって音が途切れます。
これは、BlueToothの電波をL側を主体として繋げているためスマホとの距離感が変わってしまうためではないかと私は思っています。
ただ、音が途切れるのがイヤホンのせいなのかスマホのせいなのかはイマイチはっきりとはしていません。
現にスマホを持った状態(ポケットなどの通信を遮断するものが無い状態)で、顔を左右に振っても音は途切れることはありませんでした。また、左ポケットでL側イヤホンに近い状態にした時も音の途切れはありませんでした。
結論から言うと、音の途切れは安定しているとは言い切れないもののスマホの持ち歩き方次第や位置関係で調整可能だと思います。
それでも、有名メーカーの高いワイヤレスイヤホンに比べたら足りないかもしれませんが、値段で比較すると相応の性能とも割り切れる為
私自身は、満足して愛用してます。
ポイント
・コスパ重視のワイヤレスイヤホンは割り切ることも大事。
それでも、絶対に音の途切れはしたくないって方は有線のイヤホンをオススメします。
音質は?
本機種は、音質強化版と書いてあったのでそれにつられて買った訳なのですが
実は私はあまりそこまで音質にこだわりや理解があるわけでは無いので、正直あまり分からないというのが本音です。
私の考えとしては、再生機器の質が良くとも音楽データ自体の音の質が悪ければそれ以上に音質が良くなるわけではないので
ノイズが酷いとかでない限り、特に気になりません。
また、高級なイヤホンとも聞き比べるわけでもないので慣れたら問題ありません(笑)
また、スマホの音楽プレイヤーではエコライザー機能もついてるアプリもあるので、それを活用すれば十分に楽しめると思います。
本機種の仲間の位置づけに、バッテリー容量の強化版なるものもあったでので長時間使ったり、スマホに給電することも考えるとそっちの方が良かったのかな?とも今更ながらに思うところはありますが・・・。
装着性
ワイヤレスイヤホンでは、付け心地やフィット感も重要視されるようです。
特に、運動しながら使用される方は多いと思います。
私の所感では、付け心地は問題は無いと思います。
本機種は、耳のアタッチメントが大きさ別で3種類ほど付属しているのでほとんどの方は、ちょうどいいサイズがあると思います。
私は、イヤホンに初めから付いていたアタッチメントをそのまま使ってます。
頭を横に振っても、イヤホンがズレたり、外れたりする感じもなく、2時間程度使い続けても耳が痛くなることもありませんでした。
感想:装着性はかなり満足。
一点注意が必要かな?と思うのは、密閉性が良すぎることかもしれません。
そのため、外からの音が殆ど聞こえません。なので、家で使ってるとインターホンの音や、喋りかけられても一切気づけません。
音楽を聴いたり、自分の世界に浸る場合はいいのですが嫁さんに声を掛けられたりしても気づかないし、ワイヤレスイヤホンを装着してるとパッとみ分かりつらいので、無視してると思われることもあるかもしれません。(笑)
また、外で使ってる場合も周囲からの音の状況が分かりづらいです。
ウォーキングをしてると、後ろからの自転車に気づけないこともありますのでそこは注意が必要かもしれません。
注意ポイント
遮音性がたかくて、外からの音は聞こえづらい
外で使う場合は、万が一事故にあわないよう音量を調節したり、周りをよく見ながらと注意が必要かもしれません。
まとめ
ワイヤレスイヤホンまとめ
- この性能で、5千円前後ならコスパ◎
- タッチボタンは、若干操作性に難ありだが不満までは無い。
- 防水性能は、生活防水程度と思うべし。
- 音途切れは0ではないが、使い方で対策可能。
- スマホのちょっと充電機としても使える。
- デザインもよく、装着性も◎
- 遮音性が高いので、外の音が聞こえづらいので注意。
週末のウォーキングは、ワイヤレスイヤホンを愛用してます。
評価は満点ではないものの、安くて十分使えるので満足してます。
後は、すぐに壊れないことを願うだけですね。
今回は、Amzonで扱ってるワイヤレスイヤホンを買ったのでレビューとして紹介しました。
ご参考になれば、幸いです。
そのほかのオススメなワイヤレスイヤホンを掲載しておきます。