今回は電動自転車(BRIDGESTONE製Assista)のチェーンテンショナーが
壊れてしまったので交換DIY作業です。
この記事はこんな方におすすめ
- 自転車の部品発注の仕方は?
- チェーンテンショナーを自分で直したい。
【~目次~】
電動自転車Assista
今回の題材は嫁さんの電動自転車。
BRIDGESTONE製のAssisa。
かれこれ、7~8年くらいは使ってる。
チェーンテンショナー破損
たまには家族の自転車のチェーンを
メンテしてあげようと思い、作業してた訳なんですが
ギヤの部分にこびり付いた汚れを拭き拭きしていたところ
何か、ギヤが割れて落ちてきた・・・💦
このギヤの正体はコレ↓↓
自転車のチェーンを適正に張るための
チェーンテンショナーという名前の部品のギヤ。
ギヤが落ちちゃって、中のベアリングだけになった状態💦
実はこのギヤ、鉄製かと思ったら樹脂製だった💦
メンテナンスする際に、ギヤに対して横向きに
力を掛けると、簡単に割れてしまうので注意です。
ということで、今回はこれを自分で交換しようと思います👍
まずは、部品を取り寄せが必要です。
部品の発注
部品発注はどこの自転車販売店でも可能ですが
発注する際に重要なのが
自転車の型番号を調べておくこと。
型番の記載場所の参考はコレ↓↓
Assistaの表示も同じところにありました。
同じAssistaの自転車でも年代によって部品が
変わってる可能性があるので
この番号を自転車販売店に見せれば
確実に部品発注が可能です👍
自転車が持っていけない場合などは、
事前に写真を撮っておくと良い。
部品届く
発注しておよそ一週間程度で部品が販売店に届くきます。
発注したチェーンテンショナーがコレ↓↓
値段は1700円くらい。
ASSY部品のため、ギヤ単体では発注できませんでした。
BRIDESTONE製の自転車なのに、YAMAHAの部品?って思いましたが、
実は、電動自転車はBRIDESTONEとYAMAHAは共同開発をしていて
車体や部品は共通なものが多いみたいですね👍
部品も手に入ったので、さっそく交換作業に入っていきます。
チェーンテンショナーの交換作業
チェーンカバーの取り外し
チェーンカバーは前側と後ろ側の2点のビスで止まってる。
ここを緩めると、カバーが外れますが
ペダルが邪魔なので、抜き取るまではできません。
適当にズラしておきます。
もう一つ、カバーがあるのでこれも外す。
こちらはビス1点で止まってる。
これでカバー全体が外れて
チェーンテンショナー部品の構造が見えるようになります👍
チェーンテンショナーの取り外し
チェーンテンショナーを取り外していきます。
まずは、チェーンテンショナーを張っている
スプリングを取り外す。
ラジオペンチなどで、掴みながら引っ張れば簡単に外れます。
次にテンショナーを固定しているボルトを緩めて、外す。
テンショナーを外しても
ギヤとスプリングの間をチェーンが通っているので
そのままでは抜けません💦
下側のスプリング部分を固定しているボルトを外します。
裏側のナット(8㎜)と六角レンチを使って緩めます。
コレでテンショナーは外れました👍
間にスペーサーが挟まっているので
部品構成はしっかり覚えておきましょう👍
チェーンテンショナーの組付け
新しいテンショナーを組付けます。
スプリング部のボルトは硬くて外せなかったので
上部のギヤ部を外します。
チェーンを間に通せればいいので
外すのはどちらでもOK。
テンショナーの固定ボルトを締め付けて
ギヤにチェーンが掛かっているのを確認して
スプリングを掛けます。
この状態で、テンショナーが前後に稼働することを確認します。
この時、テンショナーが固くて前後に動かない場合
テンショナーの固定ボルトの部分のスペーサーに異常が
あるかもなので、再度チェックをしましょう。
最終確認でペダルを回して
チェーンが回った際にギヤとチェーンが
キチンと嚙み合っているのを確認して
作業終了です👍
チェーンメンテ
自転車のチェーンは基本的にノンシールチェーンを
使用しています。
メンテナンス自体はバイクと同じで
基本的に清掃(ブラッシング)→給油作業をするとよいです。
今回は時間の都合もあって、給油のみを実施しますが
清掃作業等はバイクの過去記事でご紹介してるので、参考してみてください↓↓
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LSベルハンマー
最近巷で有名なスズキ機工のLSベルハンマーの潤滑材を
興味本位で買ってしまったので、今回はこれを使います👍
使い方は簡単。
チェーンの中央付近に少量を垂らしながら
ゆっくりチェーンを回していくだけ。
チェーン全体に塗布し終わったら
余分なオイルをしっかりと吹き上げていく。
ブラッシングまでせずとも
給油を4か月~半年に1回やる程度で、断然なチェーン寿命が変わります👍
自転車もバイクも定期的なメンテが、良い状態を保つ秘訣です👍
今回は自転車のテンショナー交換と
チェーンメンテナンスのお話でした~。
少しでもご参考になれば幸いです。
アイテム
ベルハンマー潤滑剤
金属潤滑剤として有名なスズキ機工のベルハンマーシリーズ。
原液タイプとスプレータイプがあり
用途によって使い分けやすい。
原液タイプは車のエンジンオイルの添加材としても使えて評判もいい。
(但し、バイクのエンジンはNG)
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