走行距離も慣らしが終わり1000km程度になったので
チェーンメンテナンスをしていこうと思います。
以前、セローの記事でもチェーン役割や作業詳細を紹介しています。
【セロー225 2LN】チェーン組付け編、バイクチェーンの知っ得あれこれ。
セローのチェーンを組付けていきます。 チェーンが組み付けば、やっと走れる状態になります👍 今回はバイクのチェーンのお話。 ...
続きを見る
今回は、ジクサーSF250で改めてチェーンシコの作業をご紹介👍
この記事はこんな方におすすめ
- チェーンルブは何がオススメ?
- 清掃するときの手順は?
まずは、作業の準備から行ってみよ~👍
【~目次~】
前準備
作業服
前準備としては、まずは服装です。
チェーンメンテナンスはチェーンをブラシでゴシゴシするので
結構汚れや、油が色々と飛び散ります💦
汚れても良い服装で挑まないと
簡単に汚れるので注意!!
私の場合、昔使っていた作業用ツナギを着て作業してます👍
まあ、ここまでする必要は無いと思いますけど💦
とにかく汚れても良い服装で作業することをオススメします👍
道具
作業に必要な道具は下記
・段ボール
・新聞紙
・ウエス(キッチンペーパーでもOK)
・ジャッキアップツール
・チェーンクリーナー
・パーツクリーナー
・チェーンルブ
・ブラシ
写真には、全部は映ってませんが💦
一揃いそろえると、こんな感じ。
パーツクリーナーや、チェーンルブもお高い必要はありません。
KUREがコスパ良しなのでオススメです👍
では、作業に入りま~。
作業手順
車両の停車場所
チェーンメンテナンスをする場合、ギヤをニュートラルに入れて
後輪を回しながら作業するため
作業中に車両が倒れたりしないように、平坦もしくわ
車両が前に進まないような場所で作業するのが理想です。
前輪の固定
ジャッキアップツールで後輪を浮かせるため
接地している前輪が、前に進まないように処置が必要です。
私の場合、ブレーキレバーを引いた状態でタイラップで縛り
且つ、前輪のタイヤに輪留めを設置します。
多少面倒ですが、これで確実に作業中に車両が動くことはありません👍
ジャッキアップ
後ろのタイヤを浮かせるためには、何かしらジャッキアップが必要ですが
バイクスタンドは大きいので邪魔です💦
私は、デイトナの「イージーリフトアップスタンド」を使っています。
サイズ的に場所も取らず、チェーンメンテナンス等の作業にピッタリです👍
使い方は簡単で、リアのアームに噛ませて
手でグリグリ回すだけで、簡単にジャッキアップできます👍
250㏄程度のバイクであれば、車重も軽いので
ジャッキアップするのに工具もいりません。
手だけで回していけます👍
チェーン清掃
リアタイヤを少し上げた状態で、チェーンの清掃作業に入ります。
まずは、段ボールや新聞紙でスプレーが周辺に飛ばないように
チェーンの裏に遮蔽版として設置。
そして、チェーンクリーナーを万遍無く吹き付けて
ブラシでチェーンを擦って、汚れと古いグリスを擦り落としていきます。
チェーンブラシは3方向ブラシもありますが
ジクサーの場合、あまりスペースが無いので
普通の豚毛のブラシで十分です👍
真鍮や、金ブラシはチェーンを痛めるので絶対に使ってはダメ✖。
スプロケットが当たる、内側を重点的に擦っていきます。
チェーンには、大体マーキングや繋ぎ目なる目印なる箇所があるので
そこを目安に1週を判断してタイヤを回していきます。
ブラシ清掃を2回
チェーンクリーナーを吹き付けてのブラシ擦り清掃は
2回すると、しっかりと汚れを擦り落としができるのでオススメ👍
1回のみだと、どうしてもチェーンのローラー部が
清掃しきれない部分があったりします💦
汚れを洗い落とす
次に、パーツクリーナーで浮いた汚れを洗い流します。
パーツクリーナーはゴムを痛めないタイプがオススメ。
ゴム、シール不適合の奴はオススメしません✖。
これ、隠れた重要ポイントです👍
パーツクリーナーを惜しみなく使って
浮いた汚れを洗い流していく。
しっかり汚れを洗い流すには
パーツクリーナーをいっぱい吹きかけるのがポイント👍
パーツクリーナーで洗い流した後は
一度、ウエスでチェーンを軽く拭きあげます。
パーツクリーナーで汚れを流し、チェーンルブをしっかり定着させるための
脱脂も行えるので、パーツクリーナーの作業はとても重要👍
給油
最後に給油作業。
チェーンルブをチェーンに満遍なく吹き付けます。
内側のローラー部分、内外のリンク部分。
ゆっくりとタイヤを回しながら
全体にチェーンルブが行きわたるように吹き付ける。
吹き付け終わったら、10分程度放置。
チェーンルブをチェーンの隅々まで浸透させるためです。
専用のチェーンルブで給油しよう
余談ですがチェーンへの給油は、ちゃんとバイク用のチェーンルブを使用しましょう。
たまに、「KURE-556」とか使う人もいますが
絶対にオススメしません。
潤滑の給油という意味では問題ないかも知れませんが
走った際のオイルの飛び散りが半端じゃありません💦
また、オイルが飛び散るということは
チェーンへの潤滑効果もすぐに薄れるということです。
専用のチェーンルブは、粘度が高く
潤滑被膜を長く定着できるよう専用に設計されています👍
「KURE」のスーパーチェーンルブは、安いし
飛び散りも少ないので、コスパが良いので愛用してます。
「YAMAHA」や「WAKOS」も評判が良いですが
小まめにメンテする場合、コストはバカになりません💦
とはいいながら、一度は使ってみたい💦
拭き上げ
最後に余分なオイルを拭き上げる。
タイヤをゆっくりと回しながら
チェーンをウエスで包むようにして
余分なオイルを拭きあげていきます。
この工程はとても重要で
拭き取りが甘くてオイル溜まりが残ってたりすると
走行時に飛び散って、タイヤ等にオイルが付着してしまい
最悪の場合、スリップして転倒なんてこともあり得ます💦
しっかり拭きあげます👍
これでメンテ作業は終了です。
スプロケットに注意
タイヤを回しながらの作業の際は
スプロケットに手や、指が巻き込まれないように
手の位置や、タイヤを回す方向に注意です。
慣れているからと、油断したときに
ケガに繋がってしまいます💦
メンテ後は直ぐに走らない
チェーンをグリスアップしたからと言っても
給油したばかりなので
そのまま、すぐに走行してしまうと
やはり、グリスが飛び散る原因になります。
チェーンの給油メンテ後は
最低でも1時間は放置すると良いと
一般的に言われています。
私の場合、その日はもう走らないって日に
チェーンメンテして、そのまま置いておく感じにてしてます👍
今回はジクサーSF250でのチェーンメンテのお話でした。
ご参考になれば幸いです。
オススメアイテム
ツナギ作業服
バイクメンテは結構汚れやすいです。
作業服が一着でもあると便利。
気分も違います👍
DAYTONA イージーリフトアップスタンド
チェーンのメンテの際は、タイヤを浮かせることで
作業性が抜群に上がります。
イージーリフトアップスタンドは、場所も取らず
簡単にリアタイヤを浮かせることができます。
250㏄までの軽量のバイクなら工具いらずで
手で回せば簡単にリアタイヤを浮かせられます👍
タイヤストッパー
リアタイヤを上げる際に、Nレンジで作業するため
車体が動いてしまうと、倒れ大惨事になってしまいます。
フロントブレーキをしっかり掛けれれば良いですが
私は不安なので、タイヤストッパーの併用で設置してます。
チェーンクリーナー&チェーンルブ
チェーンメンテの際は、ちゃんとした専用のものを使うことをオススメします。
「KURE」は性能もちゃんとしていて、且つ安いのでコスパ良し👍
WAKOS
性能に定評のある、WAKOSのセットならコレ。
安いから使ってみたけど・・・。
と後悔したくない人はオススメ。
WAKOS製品は裏切らない。きっと。
私も使ってみたい~。
パーツクリーナー
チェーンシール対応の「AZ」製がオススメ👍
チェーンメンテではパーツクリーナーが汚れの洗い流しと
脱脂を行う重要な役目を持っているので、必須です。
勿体ぶらず、ドバドバ吹き付けるのが脱脂の基本。
清掃ブラシ
良くあるチェーン清掃用の3面ブラシはジクサーSF250では
スペースがあまりないので、普通の豚毛ブラシがオススメ。
真鍮や金ブラシはチェーンを痛めるので絶対ダメ✖。
ウエス
チェーンの拭き上げの際や、エンジンオイルの交換など
整備作業に必須のウエス。
これは、給水性が高くて良い👍
チェーンの拭き上げの場合は
普通の紙系のウエスだと、すぐにボロボロになってしまうので
私は最近は、マイクロファーバーウエスを洗って再利用しながら
使ってます👍
いらなくなったTシャツとかでもGood。