カーライフ 商品レビュー

三井住友海上の自動車保険のドライブレコーダー特約オプションに申し込んでみた。

以前から、愛車にドライブレコーダーの設置を嫁さんにお願いされていたのですが

たまたま今加入している三井住友海上の「GK見守る車の保険」のプランにドライブレコーダーの特約プランがあったので、申し込んで試してみることに。

こんな方におすすめ

  • ドライブレコーダーの特約プランの詳細を知りたい。
  • 自分で買うのと、違いが知りたい。
  • 保険屋さんで申し込むメリット、デメリットは?

今回は、三井住友海上のドライブレコーダー特約プランについてご紹介していきます。

ドライブレコーダーの特約プランとは?

三井住友海上の自動車保険の「GK見守る車の保険」に付帯するオプション「GK見守るクルマの保険(ドラレコ型)」のことで、申し込むことで通常のドライブレコーダーを自分で購入するよりも色々なサービスが付帯されます。

専用ドライブレコーダーが届く

「ドライブレコーダーによる事故発生の通知等に関する特約」

この特約に申し込むと、専用のドライブレコーダーが保険会社より提供してもらえます。申し込みから1週間~2週間程度で自宅に送付されます。

自分で、わざわざ高いドライブレコーダーを購入しなくてもオプション加入するだけで、ドライブレコーダーを入手することが可能なんです!!

ドライブレコーダーのスペック

提供されるドライブレコーダーのスペック。

【本体】

型番STZ-DR100
動作温度範囲-10℃~+60℃
外寸約100×約62×約41㎜
(ブラケット取り付け高さ約89~98㎜)
本体質量約170g
電源電圧5V 
消費電流1700mA(最大2100mA)
Gセンサー内臓(-8.0G~8.0G)
GPSGLONASS、みちびき対応
メモリ―microSDXC/SDHCカード
4GB~128GB(CLASS10推奨)

【映像仕様】

画面サイズ3.0型フルカラーTFT液晶
映像素子1/3型カラーCMOS
有効画素数約200万pixel
最大記録角水平約123度×垂直約64度
レンズ広角、F値:2.0
フレームレート27fps
記録解像度1920×1080
録画フォーマット(動画)MP4(映像:H264 音声:AAC)
録画フィーマット(静止画)JPEG準拠(最大:1920×1080
音声録画ON/OFF 可
HDRON固定

スペックとしては、今の超最新機とまではいかないかもしれませんが2万後半と同等のスペックではあるため、映像の録画解像度としては十分だと思います。

ちなみに、レコーダーとしての提供されるのは前方のモニタのみで後方モニタはありません。

また、ドライブレコーダーはあくまで貸し出しという位置づけなので、取りつけ時の配線加工などは厳禁です。

今どきは、シガーソケットを延長して裏側に隠して配線することも可能なので加工して保証対象外になることはありません。

別途、ドライブレコーダーの取り付けや配線の仕方は紹介しようと思います。

事故緊急自動通報サービス

特約を申し込むことで、ドライブレコーダーと連動したサービスを受けることが可能になります。

その一つが、「事故緊急自動通知サービス」です。

専用ドライブレコーダーが自動で三井住友海上に衝撃検知時の情報を通知し、専任のオペーレータと通話までできるようになります。

ドライブレコーダーが一定の衝撃(30km以上で壁に衝突した衝撃)を検知すると、三井住友海上へ、自動的に位置情報や衝撃検知時の映像等を送信してくれます。

その後、ドライブレコーダーを通じて専任のオペレータに繋がりその場で事故状況の報告や、対応のアドバイスをもらえます。

メリット①

①事故直後の状況を自動的に保険屋へ報告が済ませられる。

②対応が分からなくても、オペレータが直接サポートしてくれる。
 (嫁さんや、家族が事故を起こした際も慌てずに対応できる)

自分が、事故を起こした場合は対処できるかもしれませんが家族が事故を起こした際は、どう対処したらいいか困ることが多いと思います。

そんなとき自動的に保険会社のオペレータと繋がり、かつ事故の状況もドライブレコーダーの録画情報も自動的に送信してくれるので状況の把握もとても早く迅速に済ませることができる事が可能になる訳です。

家族が事故を起こした際に困らないようにと、私がこの特約を選んだ大きな理由でもあります。

ドライブレコーダーが衝撃検知しなかったら?

ドライブレコーダーは一定以上の衝撃(30km以上で壁に衝突した衝撃)を検知しないと、自動で動いてくれませんが

自動検知しなくても、手動で通知する機能も備わっています

自動で検知しない場合で、事故にあってオペレータに連絡を取りたい場合ドライブレコーダーの「緊急通報ボタン」を押すことで、連絡がつながるようになっています。

「緊急通報ボタン」を押しても、衝撃検知時の位置情報や「イベント記録」が三井住友海上に送信されます。

注意ポイント

・ドライブレコーダーが何らかの衝撃検知をもしていない時に、「緊急通報」ボタンを押しても、繋がらない仕組みになっている。

事故でパニックに陥って、何処に連絡すれば良いか迷ったときにレコーダーのボタン一つで保険屋に繋がるのは、家族が万が一事故にあった場合も安心です。

保険の連絡先も把握しておこう

専用ドラレコは、一定の衝撃を検知した時のみ自動又は、手動ボタンで保険屋に繋がることが可能です。

逆に、一定の衝撃を検知していない場合でホントに事故に遭遇した場合は、手動ボタンも利きません。

そんな時は、やはり自ら保険屋に電話連絡が必須となります。

いざ連絡しようと、連絡先が分からないってことにならないように保険屋への連絡先を家族に知っておいてもらうことと、保険証のコピーなどを車に備えておくのが必要かと思います。

注意ポイント

万が一のために
①保険屋の連絡先は家族にも知っておいてもらう。
②保険証のコピーなどを、車に常備しておく。

装置を過信しすぎると、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。

自分はともかく、家族が事故を起こしてしまった場合も考慮して万全な準備はしておいて損はないと思います。

運転支援アラート

「運転支援アラート」とは、事故につながる恐れがある運転状況・動作を専用ドライブレコーダーが検知した場合、ドライバーに音声と画面表示でその状況に応じた注意喚起をしてくれる機能です。

【①前方衝突アラート】

走行中、前方車両に衝突の恐れがあると判断した場合にお知らせをしてくれる機能。

【②車線逸脱アラート】

走行中、車線を逸脱したと判断された場合にお知らせをしてくれる。
(逆光、雨天、走行レーンの汚れなどの条件によって正しく動作しない場合あり)

【③高速道路逆走注意アラート】

全国の高速道路にある108箇所のインターチェンジ、サービスエリア等の付近で逆走の可能性を検知した場合に、お知らせをしてくれる。

【④指定区域外走行アラート】

あらかじめ設定しておいた、指定区域外に出た場合にお知らせをしてくれる。
(「お客様専用ポータルサイト」での設定が必要)

【その他】

  • 急加速・急減速:急加速、急減速を5回検知した場合に、お知らせ。
  • ハンドリング:急なハンドリング操作を5回検知した場合にお知らせ。
  • ふらつき:運転通のふらつきを5回連続検知した場合にお知らせ。
  • 走行時間:走行時間が2時間を経過した場合にお知しらせ。
         (その後は30分ごとにお知らせがある)。
  • 事故多発地点接近:事故多発地点に接近した場合にお知らせ。
  • 交通標識地点走行:運転速度を規制するゾーンの適用区域に接近した場合にお知らせ。
  • 一時停止:一時停止地点で停止しなかった回数が5回検知された場合にお知らせ。
  • 気象情報:気象情報等が発表された地域に接近した場合にお知らせ。
  • 動物注意:鹿等の動物や希少動物が生息する地域に接近した場合にお知らせ。

事故を未然に防ぐため、運転支援アラートが万一の事故を未然に防ぐため様々なタイミングで注意喚起をしてくれます。

注意ポイント

事故を起こさないよう、未然に防ぐことがとても大事!

事故に合った場合の補償大事ですが、事故って良いことなんて一つもありません。

事故に合わないよう、未然防止をサポートしてくれるのも心強いです。

スマホポータルサイトで使えるサポート機能

ユーザー登録をすることで、パソコン・スマホから「運転診断レポート」や「見守りサービス」が使えるようになります。

運転レポート

運転レポートは、毎回の運転結果をA~Dの4段階で評価され、その結果に応じたアドバイスを提示してくれます。

また走行ルートやアラートの検知地点を確認することができます。

月間運転レポート

月間運転レポートは、月間の「運転レポート」を総合的に分析され、100点満点で評価がされます。

道路種別ごとの評価や、毎月の評価の推移など確認することができます。

自分の運転を評価されるのは気恥ずかしい部分もありますが、自分の日頃の運転状況を見つめなおすことで、事故につながらないよう未然防止を心掛け

今一度自分自身を見つめなおすきっかけにもなります。

自分は上手く運転できてると思っていても、所々に運転の粗さがあることを気付かせてくれます。

見守りサービス

自分以外の家族を見守り者として登録することが可能。

自分の運転状況を毎月「見守りレポート」として、登録した見守り者に提供されるほか、事故があった場合も専用安否確認デスクでの対応結果を共有することができる機能です。

便利そうな機能ですが、内緒で休みを取って遊びに行ったりしたら簡単にバレてしまいそうな怖い監視機能にも思えますね・・・。

気になる値段は?

自動車保険の特約プランですので、通常保険料に+@で追加料金が掛かります。

月額850円

「ドライブレコーダーによる事故発生の通知等に関する特約」を申し込んだ場合、月額850円が追加で掛かります。

月額850円を年間計算した場合、850×12ヵ月で10,200円/年間掛かる計算です。

3年で30,600円にもなります。

3万円もあれば、ほぼ最新機種が購入可能なんですよね。

そう考えた場合、自前でドライブレコーダーを購入した方が良いのでは?

とも思いましたが、事故直後に保険会社と連絡がスムーズに行える点は

それ以上のメリットがあるのでは?と思い

私は、本プランを申し込みました。

ちなみに、ドライブレコーダーが故障しまった場合は保険会社に連絡をすれば新しくドライブレコーダーを交換してくれます。

当然、故意で壊してしまった場合は対象外ですが・・・。

3年くらいで、自然に故障して交換になった場合その時の新しい機種に入れ替わることもあるのでは?なんておもってたりもします。

まとめ

まとめ

  • 「ドライブレコーダーによる事故発生の通知等に関する特約」
  • 申し込むと、専用のドラレコを支給してもらえる。
  • 事故の衝撃を判断すると、自動的に保険会社へ映像と共に通達してくれる。
  • 事故手続きが分からない家族のひとでも、簡単に保険会社とやり取りが可能。
  • サポート機能で、自分の運転分析に役立てる。
  • ドラレコが故障しても、買い替えの負担がない。

事故に遭遇した場合、とても困るのが家族が事故を起こしてしまった時。

嫁さんは、事故発生直後に「連絡して事故の状況を伝えて・・・」なんて対応はとても難しいかと思います。

専用のドライブレコーダーがあれば、事故時の証拠のデータや、保険屋との連絡までを対応してくれるので、万が一のときに家族が困らず対応できるのが

一番のメリットだと、私は思っています。

最近は、アオリ運転などが取り沙汰されるので

そんなときも、ドライブレコーダーがあれば確実な証拠としても利用できます。

いずれにしても、事故を起こさない、合わないことが第一ですけど。

今回は、自動車保険の特約の話でした~。

ご参考になれば幸いです。

取り付けの話は次回に👍

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