今回は、ジクサーSF250にバックステップ用の
ステップアップブラケットを取り付けたので
取付方と、プチレビューの記事です👍
因みに、私のジクサーSF250はインド輸入車ですが
問題なく取り付け可能です👍
この記事はこんな方におすすめ
- バックステップって?
- 取り付け方
- バックステップのメリットデメリットって?
【~目次~】
バックステップって何?
もの凄く簡単に言うと
ステップ位置を変えることができるパーツの事👍
・停車時に足がステップに当たる。
・ニーグリップがしずらい。
・純正のステップ位置だと、体制が合わない。
等の要望を叶えてくれる、素晴らしいパーツです。
バイクのステップの位置を、
自分の体形や、姿勢に合わせて調整ができる訳です👍
また、バックスステップの種類としては
大まかに2つ。
1、固定の位置に変更する、オフセットプレートタイプ。(安価)
→位置調整箇所が限定的分、安価に購入可能👍
2、位置調整の自由度が高い、本格的バックステップ。(高価)
→調整幅が広くて、細かく自分の姿勢に合わせて位置調整が可能。
しかも、ステップ全体がアルミ削り出しなので
見た目もカッコイイし、満足度も高い👍
その分、高価・・・💦
KIJIMA製ステップアップブラケット
今回取り付けるのはコレ↓↓
同封物としては
・ボルト類
・ステップアップブラケット
・取説
・KIJIMAステッカー
カラーは「黒」のみ。
ステップ移動量は
・42㎜後方&25.5㎜UP
・40㎜後方&13㎜UP
の2箇所から選択できる。
ゴールドメッキとかもあると、映えるんだけどな~👍
KIJIMAのロゴも入って、これはこれでカッコ良す。
では、取り付け作業に行ってみよ~👍
右ステップの交換
まずは、純正のステップ取り外しから
作業はとっても簡単👍
右側ステップ取り外し
右側ステップは固定ボルトの2箇所を
緩めて外すだけ👍
これでOK👍
右側ブラケット取り付け
取付は、外したステップの間に
KIJIMAのブラケットを噛ませます。
ブラケット取り付けは、付属のボルトで取り付ける。
このボルトは六角レンチが必要なのだけど
5㎜頭の六角レンチだと若干、グラついて舐めそうな感じ・・・💦
多分だけど、7/32インチ(5.55㎜)サイズの方が
しっかり勘合するのでは?と思う・・・多分💦
とは言っても、そんな六角ないので
普通の5㎜サイズの六角レンチで締めちゃいます👍
締付けトルク
ステップの根本部分の締め付けトルクは
「23Nm」
ですが、今回は六角レンチなので
ある程度、しっかり締め付けれればOK👍
ブラケットにステップを付ける位置は
2箇所から選べますが
私は、上側の穴位置に取り付けました👍
ステップ取り付けは、純正のボルトを使用します。
なので、ココは規定の締め付けトルクで締付け👍
配線の取りまわし
バックステップを取り付ける際に
ブレーキの配線がフレームに干渉してしまいます。
その為、配線固定している
結束バンドを切って、配線がフレームに干渉しないように
固定位置を変える必要があります。
こんな感じ↓↓
結束バンドを付けなおすだけなので
特に難しい作業ではないす👍
ブレーキペダル高さの調整
ブラケットにより、ブレーキペダルが大分下がる感じになります。
ブレーキペダルの踏み代が大きく感じる場合は、調整しましょう。
ブレーキのマスターシリンダーに繋がっている部分の
ロックナットを緩めます。
上のゴムブーツを軽く、押し上げてやると
シャフト部分に切欠きがあるのが分かります。
スパナ径は6㎜を使って
このシャフトを、緩めたり、締めたりすることで
ペダルの高さの微調整が可能です👍
調整が終わったら、調整ネジのブーツ戻しと
ロックナットの締め付けを忘れずに👍
ブラケットによる違いは?
とりあえず右側だけ
ブラケットを組んでみて、違いを見てみます👍
靴を置いてみた感じ↓↓
少し、後ろに移動して
ステップが下に傾いたのが分かります👍
体感的も分かりますし
ブレーキペダル位置が大分、前に傾いた感じが分かる👍
太ももの位置はこんな感じ↓↓
分かりづらッ!!・・・💦
右側のブラケットを交換下側が、タンクに太ももが近くなっているのが
分かるかと思います👍
写真じゃ、微妙だけど
体感的には大分違う感じが分かる👍
左側ステップの交換
左側のポイントとしては
シフト操作のレバーが繋がっていること。
シフトレバーも一式外す必要があります。
ロックナットの取り外し
ロックナットは左右の端で固定されています。
左右のロックナット共に手前に回すと緩みます。
スパナは10㎜。
ロックナットは緩めばOK👍
シフトリンクの取り外し
次は、シフトシャフトとのリンクの取り外し。
リンク部もボルトで固定されているので緩めます。
このボルトは、完全に抜き取ります。
ボルトを抜いてしまえば
シャフトから、リンク部分を抜けば外れる👍
ボルトは、抜け止めになっていて
シャフトの溝に嵌まる構造になっています。
組み戻す際には、この溝にボルトが入るように
位置を合わせながら組む必要があります👍
決して、ボルトがうまく入らないからと
無理やり締付けてはいけません💦
ペダル固定のボルトも外せば
左側のペダルが一式で外れます👍
ブラケットに付ける前に、シャフトの延長が必要。
左側ステップ組付け
シャフトを外して
付属のロングボルトをシフトリンク側に取り付ける。
この時、ロングボルトとシフトリンク側のロックナットはしっかり締付けて
右側のロックナットは緩んだ状態で組付けます。
ブラケットを固定して、ペダルも組付けます。
シフトのシャフトへの組付けは
元々ついてた状態と同じように、垂直に組付けます。
固定ボルトは、溝にちゃんと入ることを
確認しながら締付けます。
ここの締め付けトルクは10Nm。
大方、左側の組付けは完了です。
残りは、ペダル位置の調整👍
シフトペダル高さの調整
シフトペダル側も高さ調整が可能です。
リンクのシャフト部分を回すことで、ペダルの高さが変わります。
自分の好みの高さに調整をしたら、
左右のロックナットを締め付けて完了です👍
最後に、各部に緩みが無いかしっかり確認します👍
サイドスタンドの加工
加工というより、調整なんですが
ステップが、後ろにの位置になったことで
シフトUP操作時に、足先がサイドスタンドの突起が当たってしまうようになります。
その為、この突起部を切断又は曲げる必要があります。
これは、キジマ(KIJIMA)の取説にも記載がある。
突起部を曲げる
私の場合は、曲げることで対応しました。
曲げる方向としては、下方向(ステップを畳んだ場合は後ろ方向)がオススメ。
キズが付かないように、養生してから
適当な工具でグイっと曲げます👍
曲げた状態はこんな感じ↓↓
こうすることで、シフト時に足先に干渉しなくなり
且つ、バンク時にも突起部がすることはありません👍
あまりオススメはできませんが、丁度よい工具が無ければ
メガネレンチで無理やり噛ませて曲げる事も、何とかいける👍
これで、ステップブラケットの取り付け作業は
全て完了です👍
レビュー
ブラケットを組付けた状態で
いつものワインディングロードを走行して気づいたこと。
メリット
まずはメリットから
チューンUP感
一つ目としては、やっぱりチューンUP感です👍
カラーはブラックでおとなし目だけど
分かる人には分かる👍
ステップの傾きが変わることで
自分の体感が大きく変わるので、満足度もUPします👍
カーブ姿勢へのアプローチが変わる!!
ブラケットや、バックステップを付けることで
一番大きい部分は、やっぱりコレ👍
前述でも言いましたが
ブラケットを付けることで、タンクと太ももの接触感が大きく変わります。
どういうことかというと
タンクへ、太ももを当てるアクションが少なくて済むということ。
カーブ進入への体制を作る際に
今まで以上に、短い時間でスッとタンクへ太モモを添えて
体制を固定することができます。
純正のステップより、足全体の位置が上がるので
より早く、スムーズに体を傾ける体制を作ることができます。
体感できるほどに
カーブ時のリーンインの体制が決まります👍
今まで以上に、カーブを曲がるのが楽しくなります👍
マジで、本当にカーブが待ち遠しくなりますよ(笑)
デメリット
①前かがみ気味になる
デメリットとしては
やっぱり、体制が前かがみになってしまうこと💦
ステップが後ろ且つ上方になることで
ブレーキペダルや、シフトペダルが下に傾くように
設計されています。
その為、自然と体が前のめりの姿勢になります💦
サーキットなどやワインでイングを走る場合はシックリ来るかもですが
日常のツーリングなど、長時間の運転には逆に向いていません💦
この辺は、用途や好みで分かれるかと思います。
ハンドルUPスペーサーなどを噛ませることで
ライディングポジションの自由度を上げることで解消できるかと思います👍
ハンドルUPスペーサーの取り付けは
過去記事で紹介しているので、参考にしてみてください↓↓
【ジクサーSF250】WR’SハンドルUPスペーサー取り付け
9月末にWR'Sさんから発売された ジクサーSF250用のハンドルUPスペーサーを購入したので 取り付けDIY& ...
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ハンドルUPスペーサーはマジオススメ👍
②バンクセンサーの位置が変わる
バンクセンサーとは、ステップの端にある突起のこと。
バンクセンサーというだけあって、バンクした時に
バンクセンサーが一番先に擦れることで
それ以上バンクすると、危ないと知らせてくれるもの。
バックステップを取り付けることで、ステップ位置が上になるため
バンクセンサーも同じく、位置が上がってしまいます。
その為今までバンクセンサーに頼って、センサーが擦れるような走り方をしていた場合に
バックスステップを付けた状態で同じように走ってしまうと
当然今まで以上にバンクができる事になります。
その場合、バンクセンサーより下に位置する
サイドスタンド等が先に擦れたりする場合があり
そのせいで、転倒してしまうリスクが大きくなります💦
どこまでバンクが可能な領域なのか、しっかり把握していないと
とても危険な訳です。
そういう意味では、バックステップは玄人向けのパーツと言っても良いかも知れません。
パーツを交換したことによる、メリデメをしっかり把握して
無理をしない運転が必要です👍
今回はキジマのステップアップブラケットの交換作業と
プチレビューのお話でした~。
バックスステップで、また一段とバイクライフが楽しくなりますよ👍
少しでもご参考になれば、幸いです。
アイテム
バックステップを組付けの際は、いずれのパーツも
サイドステップの突起部(エクステンション部)の加工が必要です。
ブラケットタイプ
KIJIMA製
今回取り付けた、KIJIMA製ステップアップブラケット。
・42㎜バック/25.5㎜UP
・40㎜バック/13㎜UP の二か所が選べるブラケットタイプ。
WIZH:ウィズ
WIZH製のRSBKレースフットペグキット
最大移動量は30㎜バック/30㎜UPで、多分2箇所の選定が可能。
見た感じだと、これはペダルが前傾にならずにそのままオフセットするイメージ。
姿勢が傾きたくない人にはオススメ👍
HURRICANE:ハリケーン
ハリケーン製のオフセットブラケット。
23㎜バック/15㎜UPの一か所のみ。
ブラケットの中では一番安い👍
マルチステップ
DAYTONA
デイトナ製ののマルチステップ。
バックステップとは違って、ステップバーの位置のみを
変えることができる。
純正のステップとペダルとの位置関係が、遠いとか近いを解消できる👍
バックステップ
WR’S:ダブルアールズ
ダブルアールズ製のバトルステップ。
ポジション設定は1箇所のみ。
35㎜バック/40mmUP。
WIZH:ウィズ
WIZH製のBEV2レース用フットペグキット。
選択位置は2箇所。
アルミ削り出しで、見た目もかなりカッコ良い。
カラーバリエーションも豊富なのが一押し👍
WestPower:ウエストパワー
ウェストパワー製のバックステップ。
ポジションは4箇所から選定可能。
・20㎜バック/20mmUP
・20㎜バック/30㎜UP
・30㎜バック/20㎜UP
・30mmバック/30㎜UP
正/逆シフトにも対応してる👍
AGRAS:アグラス
AGRAS製のバックステップ。
4ポジションに調整可能。
・UP:35~45㎜
・BACK:25~35㎜
ステップの形状や、カラーも選べる豊富なラインアップ👍
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