今回はバッテリーメンテナンスの第2弾。
実際にバッテリーチャージャーを使って、
バッテリー補充電をしていこうと思います👍
バッテリーの詳細の話はpart1でしているので見てみて下さい↓↓
【~目次~】
バッテリーチャージャー
今回使うバッテリーチャージャーはコレ↓↓
デイトナ バイク用 バッテリー充電器 (ジェル/密閉/開放式対応) 防水 スイッチングバッテリーチャージャー 95027
デイトナのバッテリーチャージャー👍
これは、バイク専用のバッテリーチャージャーで
リチウム以外の鉛バッテリーであればほぼ対応してる。
スペック
大体のスペックは下記↓↓
カラー | ブラック |
サイズ | 幅:73mm×高さ:48mm×長さ:167mm /体重量:335g |
タイプ | 二輪自動車:2.3Ah~28Ah |
対応バッテリー種類 | 二輪自動車ベント型バッテリー、シールドバッテリー、 VRLAバッテリー、ジェルバッテリー(リチウム不可) |
出力 | DC12V |
【補足】
12Vバッテリー搭載車専用品。
バッテリーの状態を判断し、最大5ステージの充電で最適な充電を行ないます。
充電を自動でストップする機能とサルフェーション除去機能付き。本体は、IP65相当の防滴・防塵仕様です。
●対応バッテリー容量/二輪自動車2.3Ah~28Ah
●対応バッテリー種類/二輪自動車ベント型バッテリー、
シールドバッテリー、VRLAバッテリー、ジェルバッテリー
●一般的な12Vバッテリー搭載のオートバイに対応。
●5ステージ充電でバッテリーの状態に合わせて最適な受電を行います。
●自動で充電をストップ
●サルフェーション除去機能
●本体はIP65相当の防滴・防塵仕様
●車体接続コード「バイク専用電源」との併用も
●壁掛け用ホール付工具箱や自宅ガレージに!!引用元:DAYTONA
これを選んだ理由としては
・値段はそこそこだけど、DAYTONAの安心感。
・容量が28Ahまであるので、大型バイクも対応。
・サルフェ―ション除去機能付き。
・防滴、防塵仕様。
・バイク専用、車体接続コード付属。
の点👍
海外製の安いのだったり、色々あるのだけど
やっぱり、DAYTONAだけに口コミも良かったので
これを選びました。
セット内容
開封していきます👍
セット内容としては
・本体。
・クリップ接続配線。
・車両接続コード。
・取り扱い説明書(日本語)。
本体は、幅:73mm×高さ:48mm×長さ:167mm /体重量:335gなので
そこまで大きくも無く、こんなもんかな?ってサイズ。
両側の配線はそれぞれ1.4mあるので、本体込みだと全長は大体3m程度。
ケーブル長は、必要十分👍
接続ケーブルは、先端がコネクタ形状になっていて
クリップ配線か、車体接続配線を選択して接続できる。
コネクタは、形状が決まっているので
接続間違いをすることは、まず無い。
こういう配慮が素晴らしい👍
海外製のは、配線が逆ってのもあるみたいだからね💦
ジクサーのバッテリー外し
今回は、ジクサーのバッテリーを取り外して
バッテリー単体で充電していきます。
①まずはシートをはずして、左側のサイドカウルを外す。
②リアカウルを止めているボルトを1本外す。
バッテリーは少し、リアカウルに被ってるものの
したのボルトを外してしまえば
カウルを浮かせながらバッテリーは取り外せるのでOK👍
因みに、このボルトは他のボルトと段付きの高さが違うので、
組付ける際には間違えないように注意💦
バッテリーを外す際の注意点
あとは、バッテリーを外すだけですが
ここで、注意ポイント。
バッテリー端子は「-マイナス」端子から外すこと。
マイナス端子から外す理由としては
マイナス側は車体はアースになっている為
電源回路は分散されて、アースされています。
ただし、「+プラス」は多くの電源回路に供給するための
太いパイプな訳です。
バイクや車のような大きな電流を扱わないものは
大したことは無いですが、
工場設備などの
大きな電流を扱うものに対して、
仮に「+プラス」から外して、ショートでもした時には
機器が壊れたり、一瞬であの世逝きなこともあり得ます💦
そういうことも有って、一般的に
「-マイナス」から外すで統一されている訳👍
注意ポイント
バッテリーは必ず「-マイナス」端子から外すこと!!
覚えておきましょう👍
③「+プラス」端子を外す。
「-マイナス」端子が外れれば、「+プラス」端子を外す。
④固定バンドを取り外す。
バンドは、バッテリー横にフックで引っかかっているだけなので
簡単に外れる。
これで、バッテリーが取り外せました👍
作業自体はとても簡単👍
バッテリーをチャージする。
DAYTONAのチャージャーで充電していきます。
人通りの少ない場所を選ぶ
作業する場所は、コンセント電源が取れる場所で
且つ一通りが少ない場所を選びます。
一番は、雨風しのげる屋外が良いです。
最初は玄関等でやるつもりでしたが
子供たちも出入りするし、触られても困るので💦
結局今回は、和室でやってます💦
バッテリーは、直に置かずに
ケースなどに入れて行うと良いです👍
仮に異常が起きて、液漏れ等が起きても
直接流出しないように保険として。
因みに、密閉型は問題ないのですが
開放型の場合、充電時には水素ガスが外に漏れる為
換気ができる場所または、換気しながら充電をすると良いです。
ポイント
充電作業は、換気できる場所で行うこと。
次に、端子部分のボルト、ネジはあらかじめ外しておきます。
補充電の基準電圧は?
ジクサーのバッテリー充電が必要と判断する
基準電圧は「12.4V」です。
これ以下ならば、バッテリー充電が必要と判断できます👍
ポイント
バッテリー充電の判断は12.4V以下。
自分のバッテリー電圧をチェックしてみます。
12.5Vでした。
とりあえずは、問題なさそうですが今回はこのまま充電しておきます👍
充電作業
①バッテリーチャージャー本体の電源を
コンセントに差し込みます。
すると、本体の一番下のLED「緑」が点灯します。
いわゆる「READY」状態です。
②本体配線に、クリップタイプのケーブルを接続する。
③バッテリーへクリップをつなぐ。
端子接続は、バッテリー「+プラス」→「ーマイナス」の
順番で接続します。
ポイント
バッテリー接続は「+プラス」から!!
④充電が始まる。
「-マイナス」端子を接続した時点で直ぐに充電が始まります。
充電時の状態
DAYTONAのバッテリーチャージャーは
バッテリーの状態によって、最適な充電方法が設定されています。
LEDの表示
充電STEPに応じて、LED点灯の仕方も変わる。
今回の場合、LEDは「赤と緑」が点灯しているので
STEP2のセーフティチャージから始まっていることが分かります。
この状態で、LED「緑」の充電完了まで放置します👍
ちなみに、STEP2のセーフティチャージでの
充電中の電圧を見てみると16.4v~16.6vでした。
問題なく充電できているようです👍
充電中は?
充電中は基本放置で、OKなのですが
時折り様子を見てあげましょう。
・チャージャーのクリップ端子は外れていないか?
・バッテリーを触ってみて、異常な発熱をしていないか?
・バッテリーに異常な膨らみをしていないか?
くらいを気にしてみると良いです。
もし異常では?と感じたら
即座に本体の電源コンセントを抜いて、充電を中止しましょう👍
注意ポイント
充電中は定期的に状態をチェックすること!!
充電が終わったら
説明書通りSTEP2の場合、約4時間半で充電が完了します。
①充電が完了すると、LED「緑」のみの点灯になります。
うん、LEDがまぶしすぎる💦
②充電が完了したら、本体のコンセントを抜いて。
③クリップを「-マイナス」端子から外す。
これで、充電作業は完了👍
充電後のバッテリ電圧は?
確認の為、バッテリ電圧を測ります。
12.86Vまで回復してます。
ちゃんと充電できたようです👍
こんな時は?
充電するときのちょっとした注意ポイント。
LED「緑+赤」の点滅は充電できていないΣ( ̄ロ ̄lll)
本体LED表示で、状態が確認できるのですが
「緑+赤」でピカピカと点滅している場合は、充電できていません💦
写真だと分かり難いね💦
取り扱い説明書では、バッテリー不良を疑うと記載がありますが
それ以外でも、点滅状態になります💦
①クリップの接続不良。
クリップタイプでの接続の場合、挟み込みが甘くて
気付いたら外れているっとことがあります💦
②接点不良。
クリップの接続は鉛の端子部分に接続しなければダメです。
固定用のボルトに接続しても、接点不良で
キチンと充電できません💦
このような場合でも、LEDが点滅し
充電ができていない状態になるので、良く確認しましょう👍
これが確実👍
私も充電中にクリップが外れることがあり
クリップ接続は不安定であることに気づいた💦
バッテリー単体でも充電する際は
固定配線を使うことをオススメします👍
こっちの方が確実に接続できるし
人が通った振動等で、外れることも無い👍
ジクサーへのバッテリー組付け
充電も終わったので、バッテリーを戻します。
基本的には取り外しの逆の手順で組み戻せばOK👍
①バーテリーケースに入れて、バンドを閉じる。
②端子は「+プラス」→「-マイナス」の順で接続する。
③カウルを復元して完了。
復元作業も、簡単です👍
暗電流をチェックする。
タイミングも良いので、ジクサーの暗電流もチェックしてみます。
暗電流は「リーク電流」とも言います。
暗電流をチェックすることで、車体の電源回路の異常をチェックすることが可能👍
暗電流の測り方は、バッテリーに繋がる「-マイナス」配線と
バッテリーの「-マイナス」端子を直列にテスターを繋げて計測します。
ちなみに、ジクサーの暗電流の規定値は3mA以下です。
リーク電流の測定は、必ずバイクのIGをOFFの状態で実施します。
注意ポイント
リーク電流測定は必ずIGをOFFの状態で!!
①テスターの設定は大きなレンジ「A(アンペア)」から。
大抵のテスターは10Aが最大なので、まずはそこに合わせる。
端子を10Aに接続して、スイッチも10Aに設定する。
なぜ規定値は3mAなのに、大きなA(アンペア)レンジから
測定するかというと
もし、車体のリーク電流に異常があった場合
測定レンジ以上の電流を受けて、テスターが故障してしまうから💦
②バッテリー接続端子の間にテスターを接続する。
配線側にテスターの「+プラス端子」、
バッテリーにテスターの「-マイナス端子」を接続します。
因みに、車両自体のリーク電流を調べる為、
後付けした電源配線は接続しません。
この時の計測値は‐0.02A。
測定レンジは大きすぎる為、(電流値が小さすぎて)うまく測定できずに
「-マイナス」表示をしています💦
ただ、これでリーク電流に異常は無いことが判断できます👍
②mAのレンジに切り替える。
異常が無いことが判断できた上で、
初めて本来の測定レンジに切り替え。
バッテリーに接続した測定端子を一度外してから
mAレンジにテスターを切り替える。
再度、バッテリー端子と配線に測定端子を接続する。
測定結果は0.05mA。
規定値の3mA以下なので、問題なし👍
これで、リーク電流の確認はOK。
今回は、ジクサーSF250のバッテリーを
チャージャーで補充電するお話でした~。
少しでも参考になれば、幸いです。
作業動画
動画でも作業内容をまとめたので、ご覧ください。
チャンネル登録してね👍
アイテム
テスター
車や、バイクの電装品のチェックには欠かせないテスター。
安いのでいいので。1台は持っておくべし👍
バッテリーチャージャー
今回買った、DAYTONAのバイク用バッテリーチャージャー。
鉛バッテリなら、完全対応だし
サルフェ―ション除去機能も付いてる。
こういう電気系は国内メーカー品が安心でオススメ👍
車まで対応したものなら
ワンランク上のコレがオススメ。
液晶ディスプレイで
二輪:2.3Ah~28Ah
四輪:27Ah~80Ah まで対応👍
バッテリー
SF250の純正バッテリーは「YTX7L-BS」です。
購入する際は、同じ型番のバッテリーを購入しましょう。
国内品質のGSユアサ製やFURUKAWA製がオススメ。
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