今回は、エアクリーナーエレメントの交換DIY編です👍
エアクリーナーも消耗品ですし、愛車を長く良いコンデションで
維持するためには必須のメンテナンス部品です👍
この記事こんな方におすすめ
- エアクリーナーって?
- 交換目安は?
- エアクリーナーの品番がしりたい!
- 交換作業の手順や注意点は?
- 値段はいくら?
注意
本ブログで、ご紹介する作業は如何なる保証も致しません。
ご参考にされる場合は自己責任にて実施ください。
【~目次~】
エアクリーナーとは?
下記がジクサーSF250の純正エアクリーナーです。
正式名称はエアクリーナーエレメント。
裏面はこんな感じ
エアクリーナーエレメントとは、いわゆるゴミを除去するためのフィルターです。
エアフィルタ
エアフィルタは通過する空気の異物を捕らえて除去する、エアクリーナーの核心となる部品で、
エアクリーナーエレメント(英: air cleaner element)とも呼ばれる。材質には濾紙や不織布のように繊維を不規則に絡めて成形したものや、
軟質ポリウレタンフォームなどの発泡プラスチックを成形したものが用いられ、
密度の異なる層を複数重ねた構造をとる場合もある。金属や樹脂の枠を一体化して交換やメンテナンスを容易にした構造を持つ場合もある。
蛇腹状に折りたたんだり、円筒形状にしたりして、占有体積に対する濾過面積を大きくとる場合もある。
【乾式】
材質を乾いたままの状態で塵埃を絡め取る方式を乾式と呼ぶ。比較的、通気抵抗が少ない特徴がある。
紙や不織布を材料に用いることが多いが、発泡プラスチックが用いられる場合もある。
【湿式】
ウレタンフォームなどの材質にオイルを染み込ませて、オイルに吸着して塵埃を除去する方式を湿式と呼ぶ。吸着性が高く、洗浄することで繰り返して利用でき、水分を濾過することもできる。
【ビスカス式】
濾紙にオイルを染み込ませてオイルに塵埃を吸着する方式をビスカス式と呼ぶ。通気抵抗が少なく、水分を濾過することができる。
使い捨てのものと、洗浄して繰り返し利用できるものがある。
引用元:wikipedia
ジクサーや、多くのバイク及び車に採用さ入れているのは
乾式タイプで不織布を採用したものが主です。
エアクリーナーエレメントの交換目安は?
ジクサーのサービスマニュアルを確認すると、実は明確に記載がない💦
内容としては、1年毎に点検。
埃が多い場所を走行する機会が多い場合は6ヶ月毎に点検と記載があります。
一般的には1年に一回又は、5000km毎に交換が目安とされています。
ポイント
一年に1回又は5000km毎の交換が目安!!
一年に一回くらいは、愛車のチェックしたいですよね👍
ちなみに、今回交換する私のジクサーの距離は約8000kmです。
エアクリーナーを交換しなかったらどうなる?
エアークリーナーエレメントを長期間交換しなかったらどうなるでしょう?
一般的に言われている不具合症状は下記。
エンジンの掛かりが悪くなる!?
エアクリーナーが汚れて、目詰まりしていた場合
当然、エンジンが空気を吸うことができず・・・。
エンジンの掛かりが悪くなる💦
エンジンの掛かりが悪くなる原因は他にもありますが、
エアクリーナーの極度の汚れも原因の一つとなります!
アイドリングでエンジンが止まる!?
エアクリーナーが詰まることで、空気を吸う為の抵抗が増えます。
それにより、アイドリングなどの
トルクが少ない運転状態では、エンジンを回すトルク以上に抵抗が増えてしまい、
結果エンジンが止まってしまう症状が発生してしまします💦
プラグがカブる!?
エアクリーナーが詰まることで、吸入空気の抵抗となり必要な空気量が吸えなくなる💦
その結果、適切な燃焼がおこなえなくなることで
エンジン筒内は、濃い空燃比(燃料)でベタベタの状態に💦
それにより、プラグ電極もくすぶってしまい
さらに、エンジンの掛かりが悪くなる悪循環に・・・。
燃費が悪くなる!?
エアクリーナー詰まりの抵抗により、必要な空気量が吸えない
結果トルク(出力)が思ったように出ない・・・・💦
いつものように走ろうと、スロットルを開き気味になることで
どんどん、余計な燃料を消費する・・・。
結果、燃費がいつも以上に悪い💦
あくまでも、極端な例?
まあ、上記の症状はちょっと極端ではありますが💦
それでも、エアクリーナーエレメントを交換しなかったことで、
目詰まり(汚れ)の影響により実際にある症状です。
ただし定期的に点検や、メンテナンスを実施していれば
基本まず、起こりません👍
逆に言うと、エアクリーナーも定期的に
きちんとメンテしないと、大変なことになるよってことを知っておきましょう👍
エアクリーナーの交換作業
それでは、実際にエアクリーナーエレメントの交換作業をやっていきます👍
①シート及びカウルの取り外し
まずは、エアクリーナーボックスの作業ができるように
シートと、左右側のサイドカウルを取り外します。
カウルの取り外しは過去記事に詳細があるので、こちらを参考にしてみてください↓↓
【ジクサーSF250】オイル&フィルター交換DIY
今回は、ジクサーのオイル交換作業を実施していこうと思います。 コロナ騒動で、なかなか外に走りに行けないので💦 この記事は ...
続きを見る
作業スペースの確保
エアクリーナーボックスを開ける前に、作業スペースを確保します。
エアクリーナーボックスの上を這っているメインハーネスを固定している
バンドを緩めて、ハーネスが少し動かせるようにします。
フューズボックスも、外してどかしておきます。
これで、作業しやすくなります👍
エアクリーナボックスを開ける
それでは、エアクリーナーボックスを開けていきます。
エアクリーナーボックスの固定ビスは5箇所。
見づらくて、すみません💦
全部、プラスドライバーで緩めることができます👍
緩めたネジは、外れ止めが付いているので
完全には抜けない構造になってます。
なので、ネジをゆるめるだけで抜かなくてOK👍
多分ですが、メンテ作業のことを考慮して
ネジを落とさないように工夫されているのだと思います。
さすがですね👍
エアークリーナーボックスのカバーは、左側はフレームやハーネスの下に
潜り込んだ構造になっている為
右側に引っ張りだしながら、取り外します。
メインのハーネスが邪魔なので
ハーネスも内側に寄せて、スペースを開けながら作業するとやりやすいです👍
カバーを開けると、エアクリーナーエレメントがすぐ下にあります。
この状態では、イマイチ汚れ具合は分かりづらいのですが
新品と並べてみると、使用品はそれなりに色が黒ずんでいるのが分かります。
エレメントの組付け
新しいエレメントを組付けていきますが。
エレメントを組付ける前に、必ず
エアクリーナーボックスの中を確認して
ゴミや、ネジなどが入りこんでいないことを必ずチェックしましょう。
万が一、ボルトや大きなゴミを混入していた場合
そのままエンジンに吸いこまれてしまうので、
一発でエンジンが壊れてしまうことも十分にあります💦
注意
組付け前に、中のチェックを必ず行うこと!!
ボックスの中も問題ないことを確認出来たら
新しいエレメントをセットします。
不織布の面を上にして、エレメントをセットします。
エレメントの形状により、ハマるようにしか
ハマらないので、たぶん間違えることは無いかと。
あとは、カバーを外した逆の手順で組付けなおして、
エレメントの交換作業完了です👍
ドレンのチェック、清掃
エレメント交換時に、一緒にチェックしておきたいのが
エアクリーナードレンの点検、清掃。
エアクリーナードレンとは?
エアクリーナードレンとは、エンジンからのブローバイガスを
再度エンジンへ吸入させるために、エアクリーナーに戻す際に
混ざったオイルを溜めておく場所の事。
今どきは、ブローバイガスも大気に放出せずに
エンジンへ再循環させるような構造になってます👍
エアクリーナードレンは、車体の右側に位置します。
エアクリーナーの下にパイプが生えていて、その先に
透明なキャップが付いているのが、ドレン。
ここにアクセスするためには、リアカウルのボルト一本外せばOK👍
後ろ側から、と手前川側から手を突っ込んで
ドレンのキャップを抜きます。
小さなバンドが付いてますが、キャップと一緒にそのまま
抜いてしまえば、問題ないです👍
これが、外れたキャップ。
ココに、オイルが溜まっていたら拭き取って、綺麗に清掃します。
今回は、まったくといって溜まっていなかった💦
これで、ドレンの清掃も完了なので
組み戻して作業終了です👍
エンジンを掛けて最終チェック
エアクリーナーエレメントの交換作業や
ドレンのチェック、清掃を終えて
全て組み戻したら、エンジンを掛けて最終チェックを行います。
エンジンの回転が安定しているか、どっかからか空気を吸っている音がしないか?
をチェックして問題なければ、作業はすべて完了です👍
お疲れ様でした~。
プラグ交換も同時にしよう!
エアクリーナーの交換時期を目安に、点火プラグの
交換もすると良いと、一般的にされています。
エアクリーナーとプラグはセットで交換!!
とも言われるくらい。
このタイミングで、プラグもチェックしてみると良いと思います👍
ジクサーのプラグ交換も、過去記事でご紹介していますので
参考にしてみて下さい↓↓
【ジクサーSF250】点火プラグメンテDIY
今回は、ジクサーSF250の点火プラグをチェックしてみたので それに付随する、プラグメンテのお話。 この記事はこんな方に ...
続きを見る
因みに私は、NGKのMOTO-DXプラグに交換済みです👍
アイテム
エアクリーナーエレメント
今回実施した、エアクリーナーエレメントは純正品。
純正品番は「13780-41K00」です👍
交換作業自体も、簡単ですので
自分でチャレンジしたいって方は、ぜひトライしてみて下さい!!
点火プラグ
エアクリーナーと同時に交換がオススメな点火プラグ。
純正はNGKの「MR8E-9」です。
交換時期の目安のオススメは3000km~5000kmの交換👍
高品質MotoDXプラグ
イリジウムより優れた性能で、ルテニウムを配合した高品質プラグ!!
従来のイリジウムプラグより、寿命・着火性・加速性・燃費向上・耐くすぶり性がUP!!
ジクサーは単気筒なので、プラグ1本で足りるのでコスパ良しです👍
せっかくプラグ交換するなら、オススメのプラグ!!
ジクサー、ジクサーSF250に適応した品番は「CPR8EDX-9S」です。