最近忙しく、更新が遅れてます💦
今回は、パーツも揃ったので交換作業に入っていきます👍
ベアリング等の品番はPart1の過去記事を参考にしてください↓↓
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注意ポイント
本記事を参考にされて行う作業に関して一切の責任は負いかねます。
基本的な整備知識が無い方は、バイク屋さんにお願いしましょう。
この記事はこんな方におすすめ
- ホイールベアリングの交換手順は?
- 交換するのにひ必要な工具は?
- 交換する際の注意ポイントは?
では、作業にいってみよ~👍
【~目次~】
フロントタイヤ作業
まずはフロントタイヤのベアリング、シール交換からやっていきます。
フロントタイヤを取り外すまでの作業は
過去記事でご紹介しているので、こちらをご参考にしてください↓↓
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というわけで、外れましたフロントタイヤ👍
なんか3分クッキングみたいね、うん。
まずは、ダストシールのチェックをします。
分かりますでしょうか?
内側の部分にひび割れが発生してます💦
そこまで酷い感じではないですが
これを放置しておくと、ダストが中に侵入して
ベアリングを痛めてしまうことに💦
走行距離は1万5000㎞程度ですが、徐々に劣化部品がでてきますね・・・。
まあ、今回はダストシールも交換予定だったので
丁度良かったです👍
ダストシールの取り外し
大きめのマイナスドライバーでテコの原理で持ち上げてやれば、
簡単に浮かせられます👍
ダストシールは金属の周りにゴムが成形されている部品です。
ちなみに、ドライバーなどでコジって外した
ダストシールは歪んでしまうので、再利用はできません💦
フロントホイールには両側にダストシールがあるので、
両方ともに外してしまいます。
こんな感じでベアリングが顔を出します👍
ベアリング外し
ベアリングを抜く際には専用工具の
ベアリングプーラーが必須!
8~25㎜まで対応してればジクサーは問題なし👍
amazonで安いやつだったけど、普通に使えたので全然OK。
①まずは、ベアリング中心にアタッチメントを差し込む。
②アタッチメントに合うセンターボルトを差し込み締め付ける。
このセンターボルトが、アタッチメントが抜けないように
保持してくれる。
③センタボルトにフレームのボルトをねじ込む。
④アタッチメント部分をスパナで固定しながら、フレーム上部の六角を締め付けていく。
フレームからの長いボルトを締めることで、センターボルトが
引っ張られてベアリングを抜かれる原理👍
ちなみに、本体についてるナットはスペーサーとしてついてるので
抜き代が足りない場合は、外してしまってOK。
私は、外して使いました。
ベアリングを抜くことができました👍
内側のグリスは変色していますが
まだまだ、問題なく使えそう・・・かな?
正直グリスの劣化度合なんてわからん💦
⑤片方のベアリングは抜けたので、ホイールの中に入ってるスペーサを抜いておく。
⑥お次は反対側のベアリングを同じように抜く。
ココでの注意ポイントとしては、ベアリングプーラーの本体を
スピードセンサ用のプレートに当てないこと。
スピードセンサプレートを歪めてしまうと
車速が表示しなかったり、ABSが作動しなかったりと
不具合が出てしまいます💦
注意
スピードセンサープレートにベアリングプーラーを
当てて歪めないように注意!!
こちら側もベアリング抜けました👍
お次は新しいベアリングを圧入していきます👍
ベアリングの圧入
新しいベアリングを圧入していきます。
新品のベアリングは元からグリスが注入されていますが
必要ならば、ウレアグリスを補充しておくと良いです👍
ベアリング系の摺動部品には、ウレアグリスがオススメ👍
ウレアグリスの注入箇所は、ベアリングボールの
外周と内周の接触面を潤滑するように注入すると良い。
圧入治具
ベアリングを圧入するための治具は自作で簡単に用意できます👍
ホームセンターで売ってる長いボルトに、べアリルング外形と
同じワッシャーをつけるだけ👍
ワッシャーを何枚か購入しても、1000円くらいで作れちゃいます!!
ベアリングの圧入の場合、ハンマーで叩き打つ治具もあるのですが
そうすると、ベアリングの損傷につながるので
ゆっくり圧入できる締め付けタイプの方を私は好むので
この治具を手作りです👍
この治具を使う上でのポイントは、しっかりと並行の状態で締め付けること。
①まずは、右側のホイールのベアリング接触面に万能グリスを軽く塗布します。
(ベアリングを圧入しやすくする為のあくまで個人的な処置です💦)
ポイント
ベアリングの組付け順序はホイールの右側から‼
②反対側にストッパー変わりになるサイズのワッシャーで当てます。
この時、傷つき防止にゴム板を挟んでます👍
こんな感じ👍
あとは、逆側にベアリングをつけて締め付けていくだけ。
ココで突けるワッシャーは、ベアリング外形よりも少し
小さくなるように削っておくまたは、小さい径を選定するのがポイント👍
ベアリング外形を抑えつつ、フランジの中まで入る径が良いです👍
③そのまま、ボルトをゆっくりと突き当たるまで締め付ける。
ホイール右側は突き当たるまでベアリングを押し込むのがポイント👍
ポイント
ホイール右側のベアリングは突き当たるまで、押し込むこと!!
ばっちり入りました👍
④左側はスペーサーを入れるのを忘れずに。
⑤先ほどと同様に、ベアリングの接触面に万能グリスを薄く塗布する。
⑥右側と同じようにベアリングを圧入していくのですが、
左側の押し込み量に関しては、若干の調整が必要です。
中のスペーサーが軽く動く程度の状態がベストです。
べリングを少しづつ圧入しながら、指で中のスペーサーを触って
動きを確認しながら、圧入量を調整します。
これは圧入しすぎて、ベアリングの内側に
不要な応力を掛けないための位置調整です👍
感覚としては、指で押せばスペーサーが動く状態であればOK。
ダストシールのはめ込み
①ベアリングが組めたら、次はダストシールをはめ込む。
ダストシールも外周に軽く、万能グリスを塗布する。
ダストシールのはめ込みの際は、取り外したベアリングを使って
手で押し込むと均等に力が掛かってGood👍
嵌りました👍
コレでフロントホイールの作業は完了なので、ホイールを組み戻してOK。
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リアタイヤの作業
リアタイヤの構造として、ベアリングは3つと
ダストシールは2つを用いる構造となっている。
スプロケのドラムに大き目のベアリングが追加され
ダストシールが付いてるのがポイント。
①まずは右側のリアホイール側のダストシールと、ベアリングを
フロントと同じ要領で外していきます。
②ダストシールとベアリングが外れたら、スペーサーを抜いて。
③左側のベアリングを抜きます。
リアホイールベアリングの組付け
リアホイールも、ベアリングの組付けは右からです。
①ベアリング外周に万能グリスを塗布して、圧入していきます。
一番奥まで当たるまで圧入します。
②スペーサーを忘れずに入れて。
③ベアリングを圧入していく。
左側もフロントと同様、指で押してスペーサーが動く程度に
ベアリングの圧入を調整する。
少しづつ圧入して、確認を繰り返しながら行っていきます。
④ベアリングの圧入が完了したら、右側に戻って
ダストシールをはめ込む。
ダストシールは抜いた古いベアリングを使って平行に押し込む。
コレでOK👍
スプロケドラム
スプロケドラム側は一回り大きいサイズが使われてる。
①ダストシール、ベアリングを抜くまでは同じ工程で行う。
抜けました👍
②ベアリング組付けの際は、ココまで大きい(外形φ62㎜)ワッシャーは見つからず💦
一瞬焦りましたが、外したベアリングを用いることで解決しました👍
スプロケハブの内側の径は、少し小さめの為若干無理があるものの💦
古いベアリングが丁度良いストッパーとして機能してくれました👍
スプロケハブのベアリングは一番奥まで圧入してOKです👍
③新品のダストシールを組み込んで
完了です👍
リアホイールを組み戻して、すべての作業が完了です。
お疲れさまでした👍
ホイールベアリング自体は結構な距離を持ってくれますが
ダストシールが劣化してくると、ダストが混入して
ベアリングを痛めて、寿命を縮めて劣化を促進してしまう原因となってしまいます💦
ホイールを外すタイミングがあれば、その都度
ダストシールや、ベアリングの状態をチェックして
適切なメンテナンスをしてあげるのが大切です👍
今回は、ホイールベアリングの交換実践編のお話でした~。
少しでも、ご参考になれば幸いです。
アイテム
ベアリングプーラー
ジクサーの場合、15㎜‐25㎜までそろっているなら大抵使える👍
そこまで高いものでなくても全然OK。
ウレアグリス
ベアリング系の摺動部品のグリスは
ウレアグリスが主流でオススメ👍
量はそんなにいらないので、小パックでOK。
万能グリス
色んな用途に使える万能グリス。
今回は、ベアリングやダストシールの挿入時に使用してる👍
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