今回はジクサーのホールベアリングとシール類を交換するYO~。
今回は2部制に分けて、ベアリングとパーツを注文のお話👍
ベアリングって?って話は過去記事に
ちょろっと書いてあるのでご参考に↓↓
バイクのホイールベアリングのお話
今回は、ホイールのベアリングのお話です👍 新車で購入された場合は、特に考える必要がはありませんが 中古や、古いバイクの場 ...
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この記事はこんな方におすすめ
- ホイールベアリングの交換時期は?
- パーツの品番は?
- 実はベアリングは市販でも購入可能!?
ここに注意
本記事を参考にされて、整備された場合の補償は一切致しません。
知識のない方、不安な方は必ずバイク屋さんにお願いしましょう。
【~目次~】
ベアリングの交換時期
一般的に言われているバイクのホイールベアリングの
推奨交換時期は2~3万㎞と言われている。
あくまで推奨時期なので、必ず交換する必要はなく
ホイールを外した時やメンテナンスチェック時に
ベアリングの状態を定期的にチェックして
異常が見られなければ全然問題ない👍
2022年8月現在でジクサーの走行距離は1万5000㎞近く。
交換必要あるの?ってきかれたら、・・・無いです💦
単純に興味本位で整備したかっただけです💦
ただし、自分でメンテする際は
タイヤ交換や何かのタイミングでホイールを外す時に
ベアリングもチェックをするのをクセつけておくと良いです👍
ベアリング&シールの点検方法は?
一般的なベアリングとシールの点検方法は
ホイールを外した際に実施します。
やり方は簡単。
ゴムシールに関しては、ひび割れ、
グリス漏れがないかを目視で点検する。
ベアリングに関しては
ベアリング中心に指を入れて押し込みながら、
左右に回してみる。です。
この時に
・ベアリングを回すと、違和感やゴリゴリした感触がある。
・ベアリング自体が固着して回らない。
の場合は、交換時期と考えた方が良いです。
フロント側パーツの品番
作業に入る前に、必要な部品を発注が必要。
基本的に純正部品で発注が必要で
特にシール関係は純正部品で発注します。
但し、ベアリングは市販品を使用してるのがほとんどなので、
ベアリングに関しては、型番が分かれば一般のネット注文でも可能です。
今回はベアリングの市販型番が分からないので
調査も兼ねて、ベアリングも純正品を注文しようと思います。
SUZUKIのHPより、パーツリストで確認します。
パーツリストは無料公開されているので、簡単に品番を調べることができる👍
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インドジクサーも国内版も微妙な仕様の違いはあるものの
使用部品は同じなので、流用可能です👍
フロントホイール部品構成
フロントホイールの部品は
・ベアリング × 2個
・ホイールダストシール × 2個 です。
ちなみに品番は
・見出し番号「3」シールホイールダスト 54841‐48H10
・見出し番号「4」ベアリング 08123-63027
です👍
ベアリングの一般型番は?
注文して届いたのはコレ↓
ベアリング
片側接触形ゴムシールのベアリングでグリスが既に塗布済み。
品番が若干変わっていますが、問題なくパーツリストで
注文した部品です👍
フロントのダストシール、ホイール中心の黒いゴム部品。
ちなみに、このベアリングの寸法は
外形:φ42㎜、内径:φ15㎜、幅:13㎜です。
そして、ゴムシール部にも書いてあるとおり
一般品番は「NACHI製 6302NSE 単列深溝軸受け」になります。
ぶっちゃけ、申し訳ないけど純正部品注文より
ネットや、ホームセンターで買う方が普通に安い💦
例として、上記で紹介してるのは「6302‐2NSE」のタイプで両側にゴムシールがされて
グリスが封入されているタイプ。
一般的にシールありのベアリングは両側についてる方が需要が高いので
片側のみのゴムシールのラインアップは一般で売ってないことが多い💦
バイクの場合構造的に、ベアリングの外側にダストシールもつけているため
コストを下げるために、内側のシールが無い廉価タイプを組んであるのが基本設計なのだ👍
ベアリングの規格はみな一緒なので、NACHI製に拘らずとも
国内企業で有名なNTN製や、ジェイテクト製だって問題ない👍
ただし、ダストシールは車両専用設計なので
一般には売っていないので、純正部品で注文必須です👍
また、両側シールのベアリングを購入して
車両の設計と同じ、片側シールがいいって方は
片方のシールを外してしまえばOK👍
針金や、適当な金属棒でシールをほじくってやれば
このようにゴムシールは簡単に取れるので、片側シールベアリングの
出来上がりです👍
ちなみに、一度外してしまったシールは歪んでしまうため
再利用はできないので注意です💦
リヤ側パーツの品番
お次はリヤホイール側。
リヤホイールの部品構成は
・ベアリング(小) × 2個
・ホイールダストシール(小) × 1個
・ベアリング(大) × 1個
・スプロケシール(大) × 1個 です。
リヤ側はちょっと特殊な構造で
ホイールのベアリングは左右2個あるのですが
ダストシールは右側1個のみ。
スプロケのドラムにダストシールが1個、組んであるために
左のホイール側には必要ないのですね👍
また、スプロケドラムに組む
ベアリングと、ダストシールのサイズがまた大きいこと・・・💦
品番は
・見出し番号「4」ベアリング 08123‐63037
・見出し番号「5」シール、リヤハブベアリング 64841-41K00
・見出し番号「23」ベアリング 08133-63057
・見出し番号「24」シール、リヤスプロケットドラムオイル 64831-41K00
ぶっちゃけ、経験や自信が無い方は
「23」「24」のスプロケットドラム側のベアリングの交換は
あまりオススメしません💦
次回の交換作業の記事でご紹介しますが
なかなかハードルが高いかもです💦
詳しい話は次回の交換作業の記事で👍
ベアリングの一般型番は?
注文して届いた、リアのホイールベアリングはコレ↓↓
こちらも、片側接触形ゴムシールのベアリング。
外形:φ47㎜、内径:φ17㎜、幅:14㎜です。
一般品番は「NTN製(国内メーカー) 6303LU 深溝軸受け」になります。
フロントと、リヤのベアリングは違うメーカーを
採用してるみたいですね👍
基本的なベアリングの構造は、フロントもリヤも同じで
片側に接触型のゴムシールのあるベアリングです👍
こちらのベアリングも、一般価格で買った方が安いのでオススメ💦
スプロケハブベアリングはコチラ↓↓
こちらは大型のベアリングで、両側に接触形のゴムシールで
密閉されているタイプ。
外形:φ62㎜、内径:φ25㎜、幅:17㎜です。
一般品番は「KOYO(ジェイテクト)製(国内メーカー) 63052RS 深溝軸受け」になります。
こちらも、違うメーカーを採用してる👍
こちらも、一般販売価格の方が純正より安い💦
コレで、一通り必要なパーツが揃いました👍
まとめ
- ベアリングは規格品なので、一般販売で購入した方が安い👍
- ゴムシールは純正部品で発注しよう👍
ということで、次回は実際に交換作業に入ろうと思います!!
今回はジクサー250、ジクサーSF250のホイールベアリングの
お話でした👍
少しでも、参考になれば幸いです。
パーツアイテムまとめ
ベアリング関係は規格品なので、ネットやホームセンターで
購入した方が安いことが多い👍
フロントホイールベアリング
ベアリング規格は6302の片面接触形ゴムシールの深溝玉軸受けベアリング。
両側にシールがあるものでも、何も問題ないし
片方のゴムシールを外してしまえば同じ👍
メーカーも色々あるけど、基本設計は皆同じなので
どれでもOK👍
寸法は外形:φ42㎜、内径:φ15㎜、幅:13㎜です。
【リヤホイールベアリング】
寸法は外形:φ47㎜、内径:φ17㎜、幅:14㎜です。
ベアリング規格は6303の片側接触形シールの深溝玉軸受け。
【リヤハブベアリング】
スプロケットがついてるハブにもベアリングが組んである。
両側に接触形ゴムシールのある深溝玉軸受け。
こちらはサイズが大きめなので、自信のない方は
組付けに苦労するかもなので、ムリに交換するのはオススメしない💦
寸法は外形:φ62㎜、内径:φ25㎜、幅:17㎜です。
そのほかのゴムシールは、純正部品で注文です👍
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