nova3を持ってる私ですが、使用用途によっては少しオーバースペックではないかと思う今日この頃。
novaシリーズでも、実はいくつか価格帯が違うラインナップが出ています。
nova3i、nova3liteです。
今回は、nova3とスペックを比較しつつどんな性能なのか調べた結果をご紹介します。
nova3 の実機レビューは下記の関連記事を参考にしてください。
【~目次~】
機種別スペック比較
nova3に対して、 nova3i ・nova3lite 共に異なる項目は青文字。
個別で異なる項目は赤文字で記載してます。
表の表示がおかしい為、再表示してます。
項目 | nova3 | nova3i | nova3Lite |
発売日 | 2018年 10月5日 | 2018年 9月? | 2019年 2月1日 |
os | Android 8.1 / EUMI 8.2 | Android 8.1 / EUMI 8.2 | Android 9.0 / EUMI 9.0 |
SoC | Kirin 970 | Kirin 710 | Kirin 710 |
コア数 | 8コア 2.36GHZ + 1.8GHz | 8コア 2.2GHZ + 1.7GHz | 8コア 2.2GHZ + 1.7GHz |
メモリ(RAM) | 4GB | 4GB | 3GB |
本体保存容量 (ROM) | 128GB | 128GB | 32GB |
外部メモリ タイプ | microSDXC メモリーカード | microSDXC メモリーカード | microSDXC メモリーカード |
外部メモリ タイプ 容量 | 最大256GB | 最大256GB | 最大512GB |
インターフェース | USB Type-C | microUSB | microUSB |
バッテリー容量 | 3750mAh 9v/2A | 3350mAh 5v/2A | 3400mAh 5v/2A |
液晶 | 6.3インチ /TFT液晶 | 6.3インチ /TFT液晶 | 6.21インチ /TFT液晶 |
画面解像度 | 2340×1080 | 2340×1080 | 2340×1080 |
wifi規格 | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 b/g/n | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | 4.2 aptX/HD HWA | 4.2 | 4.2 |
背面カメラ 画素数 | 約1600万画素 +約2400万画素 | 約1600万画素 +約200万画素 | 約1300万画素 +約200万画素 |
前面カメラ 画素数 | 約2400万画素 +約200万画素 | 約2400万画素 +約200万画素 | 約1600万画素 |
ネットワーク | FDD-LTE: B1 / 2 /3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 TDD-LTE: B38 / 40 / 41 WCDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 | FDD-LTE: B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 TDD-LTE: B38 / 40 / 41 WCDMA: B1 / 5 / 8 | FDD-LTE: B1 / 2 / 3 / 8 / 17 / 18 / 19 TDD-LTE: B41 WCDMA: B1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19 |
ドコモ回線 | LTE/3Gフル対応 | 必須バンド非対応 | LTE/3Gフル対応 |
ソフトバンク | LTE/3Gフル対応 | LTE/3Gフル対応 | LTE/3Gフル対応 |
Yモバイル回線 | LTE/3Gフル対応 | LTE/3Gフル対応 | LTE/3Gフル対応 |
au回線 | LTE/3Gフル対応 | 必須バンド非対応 | LTE/3Gフル対応 |
幅×高さ×厚み | 73.7×157 | 76.0×157.6 ×7.52㎜ | 73.4×155.2 |
重量 | 166g | 169g | 160g |
項目 | nova3 | nova3i | nova3lite |
発売日 | 2018年10月 | 2018年9月 | 2019年2月 |
OS | Android 8.1 / EUMI 8.2 | Android 8.1 / EUMI 8.2 | Android 9.0 / EUMI 9.0 |
SOC | Kirin 970 | Kirin 710 | Kirin 710 |
コア数 | 8コア 2.36GHz +1.8GHz | 8コア 2.2GHz +1.7GHz | 8コア 2.2GHz +1.7GHz |
メモリ | 4GB | 4GB | 3GB |
本体 保存容量 (ROM) | 128GB | 128GB | 32GB |
外部メモリ タイプ | microSDXC メモリーカード | microSDXC メモリーカード | microSDXC メモリーカード |
外部メモリ 容量 | 最大256GB | 最大256GB | 最大512GB |
インター フェース | USB Type-C | microUSB | microUSB |
バッテリー 容量 | 3750mAh 9V/2A | 3350mAh 5V/2A | 3400mAh 5V/2A |
液晶 | 6.3インチ TFT液晶 | 6.3インチ TFT液晶 | 6.21インチ TFT液晶 |
解像度 | 2340 ×1080 | 2340 ×1080 | 2340 ×1080 |
wifi規格 | 802.11 a/g/b/n/ac | 802.11 b/g/n | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | 4.2 apt-X apt-X HD HWA | 4.2 | 4.2 |
背面カメラ | 1600万画素+2400万画素 AIカメラ | 1600万画素+200万画素 AIカメラ | 1300万画素+200万画素 AIカメラ |
前面カメラ | 2400万画素+200万画素 | 2400万画素+200万画素 | 1600万画素 |
ネットワーク | FDD LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 TDD LTE: B38 / 40 / 41 WCDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 | FDD LTE: B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 TDD LTE: B38 / 40 / 41 WCDMA: B1 / 5 / 8 | FDD LTE: |
ドコモ 回線 | フル対応 | 非対応 | フル対応 |
ソフトバンク 回線 | フル対応 | フル対応 | フル対応 |
Yモバイル 回線 | フル対応 | フル対応 | フル対応 |
au回線 | フル対応 | 非対応 | フル対応 |
幅×高さ× 厚み(mm) | 73.7×157 ×7.3 | 76.0×157.6 ×7.52 | 73.2×155.2 ×7.95 |
重量(g) | 166 | 169 | 160 |
実売価格(円) | 4万3000 | 2万9000 | 2万2000 |
Kirin710の性能は?
nova3と異なるポイントの1つとして、SOC(CPU)のスペックが挙げられます。
kirin970とkirin710の性能差はどれくらいなのでしょう?
また、kirin710は常用範囲としてどれくらいのスペックをもっているのでしょうか?
代表的なアプリであるAntutuのスコアを比べてみます。
nova3のkirin970では、総合スコアが約20万です。
3Dスコアは約7万5000が巷で報告されている平均スコアです。
nova3i、nova3liteのkirin710では総合スコアが約14万。
3Dスコアが約2万2000。との報告が上がっています。
どうしても、 nova3 のkirin970と比較してしまうと性能差は否めませんがユーザーとして、そこまでの用途や必要性があるのか?が今回の論点。
nova3i、nova3liteで3Dゲームは可能なのか?
nova3i 、 nova3lite のSOCはkirin710です。このSOCはどれくらい遊べるものなのでしょうか?
WEB閲覧、動画視聴、メールやLINE、SNS、カジュアルゲームなど、一般的な使い方であれば全く問題ない性能と思います。
メモリも4GBを搭載しており、ハイエンドと遜色無い容量です。そのため、いろんなアプリを重複起動しても動きが遅くなるようなことは、ほぼ無いとでしょう。
最新の3Dゲームも設定を低~中に落とせば。比較的快適に遊べる性能です。
最新のゲームをヌルヌルの環境でガッツリ遊びたいって方は、ハイエンド機種一択ですが、たまにはちょっとしたゲームも楽しみたいって程度の方なら全然問題ないと思います。
ゲーミング性能でいうと、2015年~2016年頃に登場したSnapdragon 808のハイエンドSoCのグラフィック性能とほぼ同等の性能と言われているので、大半のゲームは問題なく遊べます。
Snapdragon808のスコアは、総合スコア約7万。
3Dスコアが約2万。
3Dスコアだけなら同等ですが、総合スコアでいうと約2倍の性能なので使い勝手の印象は全然nova3iの方が良いかと。
前述したとおり、メインの使い方はWEB閲覧、動画視聴、メールやLINE、SNS、カジュアルゲームを対象とした機種と思っていただければ良いと思いますし
それぐらいしか使わないと割り切れればベストマッチの超コスパ機種です。
nova3iの注意点!!
nova3iで気を付けるポイントは、対応バンドです。
対応バンドとは、各キャリア(ドコモ、ソフトバンク、Yモバイル、au)が扱っている電波域の事。
この対応バンドが自身の使ってるキャリア(格安SIM同様)に対応していないとスマホが通信できません。
そう、前述のスペック一覧をご覧のとおり nova3iでは対応しているバンドがソフトバンクまたは、Yモバイルしかありません。
ドコモと、auのユーザーは nova3i を購入しても通信できないということなんです。
せっかくコスパの良いスペックなのに、これは非常に残念なところ。
nova3iのポイント
またはWifiでのみ使うならOK。
nova3liteは?
nova3liteの場合、対応バンドはすべてのキャリアに対応してますのでキャリアに対する制限はありません。
ドコモ、auユーザーは nova3lite または、nova3 の購入をオススメします。
nova3liteのデメリット
nova3lite のSOCもnova3iと同様にKirin710なので、WEB閲覧、動画視聴、メールやLINE、SNS、カジュアルゲームなど、一般的な使い方であれば全く問題ありません。
一つデメリットがあるとするならば、RAM容量の少なさです。
nova3liteではRAM容量は32GBしかありません。
そのため、アプリや、音楽、本等のデータを多く持ち歩きたい方においては搭載RAMの少なさは非常にネックとなります。
ただし、その分外部メモリーの搭載容量が多く設定されています。
外部メモリ―は最大512GBまで搭載可能
nova3liteにかんしては、 nova3 、 nova3iと比べて外部メモリーの搭載可能容量に差があります。
最大512GBまでの、外部メモリーを接続することが可能です。
外部メモリーが多いということは、音楽や、本などのデータを外部メモリーに保存することで、内部のメモリーが32GBと少ないデメリットを解消してくれます。
ただし、それでも注意が必要なのはアプリや、ゲームは外部メモリーに移動ができないということ。
そのため多くのアプリや、ゲームをインストールしたいと思ってる方は32GBの範囲でやりくりが必要になります。
ポイント
逆に、ゲームなんてそんなにやらないって方の場合アプリの容量としては32GBで十分に足りますし、音楽や、本等のデータは外部メモリ―に保存してしまえば良いので、コスパ的に最強の機種になるのでは無いかと思います。
システムで使用する領域が10GB程ありますので、アプリや、ゲームが保存可能な実容量としては、20GBほどとなります。
電池容量も十分
nova3liteの電池容量は3400mAhもあるので、容量としても十分だと思います。
pcmarkのアプリで負荷をかけた状態を繰り返した時の電池持ちは、約9時間程度。
nova3も約9時間程度です。 nova3と比べて、nova3liteはバッテリー容量が少ないのに電池持ちが同じくらいなのは、SOCの性能がnova3liteの方が低く、電力の消費が少ない為と推測できます。
ちなみに、P20liteの電池持ちは7時間程度と言われているので同価格帯の
P20lite とnova3liteと悩むのであれば、私だったらnova3liteを選びます。
今回はnova3i とnova3lite のご紹介でした。
ソフトバンク・Yモバイルユーザーなら、nova3i がオススメ。
それ以外のキャリアの方は、nova3またはnova3lite がオススメです。
ご参考になれば幸いです。